株式会社 津幡石油        (tsubata sekiyu)

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Ken's pedia

  • Ken's pedia
  • 公開日:
    2020年01月14日

    寅さん 遺産を使えない事情




    ようやく寅さんを劇場で見ることができた。シニア夫婦が多く詰めかけていた「寅さん贔屓」の客層は健在である。松竹のトレードマークである富士が神々しくお出ましになった後、寅さんの口上が始まるのかと思った映画の冒頭は満男の回想シーンから始まったが、サザンの桑田佳祐さんの歌う主題歌は正直言うと寅さんバージョンを聴きたかった。 ネタバレになるとマズいが、満男中心で進行されるストーリーは予告編で了解済みもリリーの出番が少ないこと、イズミの父親役が寺尾聡でないこと、寅さんの舎弟だった登もいないことはシリーズ全作を見ている者にとって残念至極だ。また随所にみられる旧作をフラッシュバックさせる場面では、てっきり現実場面を同ポジで切るものだと思ったがそれも一度としてなかった。観客をノスタルジーに浸らせるには必須な手法の一つでドラマの泣かせどころになるのだが、渥美清が演じてきた寅さんの遺産が上手に使われていないようでこれも残念。救いだったのは主人公?の満男を演じた吉岡秀隆で、与えられた役柄を深く理解しながらそれを忠実にこなすところは彼の役者としての成熟度を十分に感じさせた。このことは作品のスティタスを守るうえで貴重ではあったものの、寅さんの実在しない「男はつらいよ」はここいらが限界なのだろう。次回作は期待薄。(同ポジとは:同一ポジションの略語で人や物を同じポジションに置いたまま撮影する手法で時間の流れを1カットで表現できる。)

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  • 公開日:
    2020年01月10日

    狙った撃墜?



    イラン上空で撃墜されたと報道されているウクライナ航空機の乗客乗員176名中カナダ人が63名いたことが分かった。イランは同国軍の誤射を強く否定しているが、カナダの首相が難癖をつけている。上記の俯瞰図は撃墜当時の民間航空機の飛行を記録したものだが、八日のイランイラク上空にはこれだけ多数の民間航空機が飛び交っていた。首都テヘラン近くのイマーム・ホメイニ空港も複数の旅客機で交差していることからするとウクライナ機は狙われたのだろうか。であればこの謎を払拭するためにブラックボックスの公開が必要になるが、果たしてトルドー首相が指摘する『狙った撃墜』はカナダと国交がないイランに通じるだろうか。※イマーム・ホメイニ空港の運営はイスラム革命防衛隊である。Flight752 「30 people from Edomonton killed」https://www.youtube.com/watch?v=QfAP40nH0wU

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  • 公開日:
    2020年01月09日

    シニアロイヤルって何だ?



    日産の新車発表会かと思うような高揚感いっぱいの逃亡者ゴーンの会見は終始自分の正当性を主張して終わった。頬を紅潮させた65歳の被告は時折噴き出す汗をティッシュペーパーで拭きながらも身振り手振りを交えながら論点ズラしに躍起だった。2時間30分もの時間を使った一人芝居に思うのは加齢臭漂うレバノン人に日本を代表する自動車メーカーの日産が長きに渡って搾取されていたという悲哀である。一方世界にとっても八日はエポックな日だったようで、イランと米国の報復戦は現場より世界の株と為替及び原油相場をチェックしていた方が見通せたが、これもSNSが果たす役割の大きさを実感するところだ。ところで同じ日に英国のヘンリー王子夫妻が王室から離脱するという腰の抜ける発表があった。元々TVの端役女優であったメーガン妃の嗜好(ハリウッドスタイル?)が強すぎてヘンリーも彼女の言われるがままといった状況に宮殿関係者は頭を痛めていることと思うが、働きながら英国とカナダを往復するという生活はテロの危険も覚悟の上なのだろうか。巷からすると無責任極まりない話に映る。ゴーン逃亡者「私は司法から逃げたのではない」https://www.youtube.com/watch?v=uESL34_GJuo

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  • 公開日:
    2020年01月08日

    ブラフ合戦で相手を知る




    8日朝、イランが米国基地にミサイル攻撃をしたと複数のメディアが報じたが、イラン国民のガス抜きのために人のいない場所に着弾させたとする専門家の意見が際立つ。それを裏付けるように今朝からの原油市況(WTI、ブレント、ドバイ)の動向は午後になっても伸び悩んでいる。トランプ大統領のツイートの内容も何かを織り込んでいるようで互いのブラフで終息させるのかもしれない。再び夜にツイートするトランプ大統領のビジネスライクなつぶやきに期待したい。

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  • 公開日:
    2020年01月07日

    中国パンデミックか



    FOXで映画「コンティジョン」を見たばかりの7日、中国湖北省武漢市で原因不明の肺炎患者が多発していると中国国営メディアが報じた。罹患している患者59名のうち7名が重症なのだというが、2003年に中国広東省で発生した「SARS」の可能性は低いそうだ。武漢市は農業や漁業が盛んで「朝食の都」と言われる1000万人都市だが、野生動物と魚介類が入り混じった市場もある地域。日本の厚労省は原因となる病原体の正体が特定されていないことから中国湖北省に渡航歴のある人は速やかに医療機関に受診してほしいと呼びかけている。 映画「コンティジョン」は養豚場から売られた子豚を調理した香港のコックの手から媒介されていくパンデミックスリラーで、2011年震災の年に日本でも封切られた。「コンティジョン」予告編。https://www.youtube.com/watch?v=1Kvq6873OVg

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  • 公開日:
    2020年01月06日

    レコ大の不人気



    子どもたちを中心にした5人組Foorinの「パプリカ」が2019年のレコード大賞に輝いたことに一言。未だに「輝く!日本レコード大賞」などと昭和を引きずる番組タイトルに言葉もないが、この私はかれこれ30年以上もこの珍番組を見ていない。しかしさすがに小学生たちの受賞はどうなんだろうと思い、件の楽曲が実際にどれだけ売れたのかを調べてみた。Foorinが歌って踊る「パプリカ」はCDシングルが累計で11.7万枚で最高位が15位、ストリーミングが最高7位、ユーチューブの視聴回数が1.7億回と大ヒットには程遠い数字だ。ユーチューブが桁外れなのは振付を練習するために幼保から小中校生たちが無料視聴した結果だろう。その昔、ピンクレディーが大賞を獲った「UFO」がやはり同じような現象だったとネットのコラムでどなたかが書いていたが、私からするとニュアンスが違う。上記のビルボード年間チャートを見れば誰がレコ大に相応しかったかが分かる。NHKもそうだが、そろそろ本来の主旨に立ち戻って選出しないと視聴率は米粒になるだろう。まだ昭和のパワーゲームでメシを食っている輩は直ちに業界から立ち去ってほしい。

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  • 公開日:
    2020年01月03日

    イランに宣戦布告



    金曜日に米国がイランの司令官をバクダッドで殺害したとCNNがBREAKING NEWSで終日報道している。これで事実上両国は戦争状態に入ったのではないかと推測するが、ホルムズでの事件は原油高に直結するだけに年明け早々波乱な相場になる。

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  • 公開日:
    2020年01月01日

    謹賀新年2020




    本年も津幡石油をどうぞよろしくお願いいたします。

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  • 公開日:
    2019年12月31日

    離婚するなら1月が最適




    芸能人の大晦日離婚についてSNSが侃々諤々騒いでいるが、その中で一つ面白いネタを見つけたのでその予定ある人は参考にして欲しい。離婚の場合、サラリーマン夫婦なら妻が配偶者駆除の対象であれば年末調整で所得税が追徴されるとのこと。具体的に説明すると夫の給与収入500万円/社会保険料75万円/妻が40歳とした場合、所得税と住民税の金額は年内に離婚する場合で、所得税:約14万円、住民税:約24万円=合計38万円。年明けに離婚する場合で、所得税:約10万円、住民税:約21万円=合計31万円。年内離婚、年明け離婚で約7万円の差が出ることになる。勉強になる人は多いだろう。

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  • 公開日:
    2019年12月31日

    ゴーン、どさくさ紛れに逃亡




    大晦日、会社法(背任罪) 違反容疑で保釈中の身であった日産元会長のカルロスゴーン被告が母国レバノンに逃亡した。すでに自身の所有するジェット機で首都ベイルートに到着しているという。ふつうでは考えられない国外逃亡を演出したのは誰なのか、そしてそれを遂行(アテンド)した関係者を追及してほしい。フィガロ仏紙の記事では「日本では公正な裁判を受けられない。」とゴーンが語ったとされたが、世界から日本が法治国家ではないと判断されるのは不利益極まりない。ガバナンスの欠片もないことが分かった日産は来年早々大変な目に遭う。