Ken's pedia
公開日:2021年08月24日
感染症法の功罪
デルタウイルスという変異体に翻弄されている割に一年前よりタガが外れた日本社会。世界の中でも感染者、死者の数が少ない日本の実態に目もくれずにメディアが政府や自治体を責め続けるのはお門違いに思えてならない。先日の横浜市長選挙結果に野党の幹事長は誇らしげに「コロナ対策の失敗がこの結果を生んだ」と語った。でもどうだろうか?野党が政権を獲ったとしても同じかそれ以下の対応しかできないと断言する。日本の法律である「感染症法」では症状の重症度や病原菌の感染力から、感染症を「1類から5類」に分類しているが、現在新型コロナウイルスは<2類>の指定を受けていて結核と同じ扱い。私の亡父が若いころ(戦後)結核に罹患して「楽しい青春時代ではなかった」と後に話してくれたことがあったが、亡くなる10年くらい前にその結核が再発してしまい、傍にいた私は保健所に呼び出されたことがある。診察の結果、感染はしていなくてホッとはしたものの、結核とは「飛沫感染する」病気なのだと再認識した。その結核と同じ分類にあるコロナを風疹並みの<5類>にダウングレードしようという動きがここにきて医師の側から出はじめた。実は1年前から感染症法の話はメディアで話されていたが<5類>にすることで全国の医師会に加盟している医療機関が診療しなければならなくなり「天からの圧力」でも掛かったのか<5類>話は立ち消えていた。日本社会がこの先アフターコロナを標榜するのならコロナの分類を<5類>にしてすべての医師が診療できる(2類と違って5類は治療費がかかる)ようにするべきである。医師だけではなく私たち受け入れる側も「以前のままがいい」とか「変化に対応できない」ではなく、自己変革能力(ダイナミック・ケイパビリティ)を持って立ち向かわなくては野党勢力のレトリックに引っかかる。
Ken's pedia
公開日:2021年08月23日
愛煙家に辛い秋
愛煙家にはキツイ値上げである。たばこ税の値上げに伴いJTは7月30日、たばこの小売価格改定の申請を財務大臣あてに提出した。その昔、当時流行していた「ミスタースリム」を親に隠れてプカプカ吸いながらロックバンドを結成していた私は高校1年生。田舎のロックバンドは珍しさも手伝ってか、洋楽を演奏しているだけでいろんなところから声が掛かり、他校の文化祭や看護寮の会場、ライブハウス、果てはラジオにまで出演したが「不良」(死語になった)というレッテルはずっとつきまとった。幼馴染のバンドメンバーたちが一緒にいてくれるお陰でどんな陰口を叩かれても平気でいられたが、一つだけショックだったのは高校の担任から「ロックバンドなどというのは三文音楽」と罵られたことである。あれから45年以上の月日が経った。高校生から吸い始めた煙草の銘柄はミスタースリム、ショートホープ、セブンスター、ハイライト、峰(渋い)、ゴールデンバット、ラッキー・ストライク、ウィンストン、キャメル、ケントと移り変わりながらも最後はセブンスターに戻ったが、それも45歳の夏に止めた。因みに高校生の頃の価格はショートホープ50円(1箱)、ハイライト80円、セブンスターが100円、なんと格安なことか…。
https://www.youtube.com/watch?v=YEZPkNwohUw
Ken's pedia
公開日:2021年08月20日
Wの悲劇 歌詞の河は意外な国
1984年の映画「Wの悲劇」で歌われた薬師丸ひろ子さんのヒット曲。<WOMAN”Wの悲劇”より>のサビで歌われていた『ああ時の河を渡る船にオールはない…降りつもるわ星の破片(かけら)』の河は中国の長江だとテレビで明かした作詞家松本隆さん。あの時、映画を観た人のほぼ全員が想像した河とは西洋のもので少なくとも中国ではなかったと思う。因みに星は南太平洋のフィジー辺りを描きながら楽曲を聴いた。
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公開日:2021年08月19日
PayPay 10月以降の手数料率を発表
スマホ決済大手のペイペイは10月から中小事業者向けの決済手数料を変更し、手数料率を最低1.6%とする方針を固めた。一般に3〜5%とされるクレジットカードの半分以下に抑え国内のQRコード決済業界では最も低い水準にする。年商10億以下の中小向け手数料体系を設ける。クーポンの発行など関連機能うを月額2000円で提供するプランでは1.6%、決済機能のみの場合は1.98%とする。
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公開日:2021年08月18日
ワクチン都市伝説
ワクチン2回目の接種は37.5度の微熱が出たものの倦怠感は耐えられるレベルで安心した私。仲のいい同級生たちに聞くと寝込むほどではない熱がほんの少し出た程度でいずれもOKだったという。ある人は「私は全然熱が出なかった」そうだが、抗体は副反応の有無で変化するものだろうか。国立病院機構近畿中央呼吸器センターの倉原医師のコメントが的を射ているように思う。
『ワクチン接種から数日間で起こる副反応は、体内に異物が入るために起こるものです。とはいえメッセンジャーRNAそのものによる反応ではなく、アジュバントと呼ばれるワクチンの効果を高める添加物によるものです。この副反応のあと、数日間から数週間かけて長期的な免疫応答が起こります。この時期がワクチンの最も重要なポイントです。ウィルスが侵入してきた時に敵とみなして<戦う>ための免疫が獲得されます。ファイザー社のワクチンを接種した米国陸軍医療センターの医療従事者における抗体価と副反応の関係を調べた研究があります。接種した206人(女性69.4%、年齢中央値41.5歳)を調べると2回目のワクチン接種から1か月後の時点で「接種による副反応の強さ」と「新型コロナのスパイクタンパクに対する抗体価」のあいだに相関関係はありません。つまりワクチンの副反応が強くても抗体がたくさん出来るわけでもなければ、副反応が弱くて抗体が出来ないわけでもなかったのです』。いわゆる<副反応がすごく出たから抗体がついた>と言うのは単なる都市伝説となりそうだ。しかし、2回接種したとしても時間が経てば抗体価が減少してくることは間違いなく、米国ではワクチンを2回接種しても8か月が経過した人に対して3回目の接種を推奨しているのだそう。さて、日本全国では2回目の接種割合が37.6%(8月16日現在で4781万人)で推移、山口県の47.3%が最も多く、最小は沖縄県の29.7%。この数字や流れから想定すれば3回目のワクチン接種は遠い彼方だ。(上記の比較表は日経ビジュアルデータより)
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公開日:2021年08月17日
首都カブールから脱走する国民
米国バイデン大統領の決断がこうした惨状を生み出すことを私たち日本人も真剣に考えるべき。中国が尖閣諸島に入り込んでも専守防衛だの違憲だのといって日本が手を出さなければ米国は何もしないことをこの動画で知らなければならない。
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公開日:2021年08月16日
デザイナーズ住宅の末路
エアコンがついに壊れた。8月1日の日曜日の朝、何気にスイッチを入れたところ生暖かい風が吹き出し口から出るではないか。15年前にこの家に引っ越して以来いつ壊れるのだろうかと思っていたが今年がその年になった。普通は「じゃあ新しいエアコンに取り換えればいい」ところだが我が家は言うところのデザイン住宅。デザイン住宅とは外観、インテリア、空間構成まで住まい全体をデザインコンセプトを持って設計された住まい建築のことである。最大の特徴は「ほかにない、自分たちだけのオリジナリティーある住まい」。がために一つの電灯交換にも梯子に昇らないと交換できない。和室の障子張り替えやふすま等、壁の色一つとっても汎用色がないのが玉に瑕。特に問題だったのが家中のエアコンだった。埋め込み型の隠蔽スタイルは外見上どこにエアコンが設置されているか分からない。リビングとダイニングのエアコンはマルチタイプの埋め込み型で配管も隠蔽施工になっており、故障したりすれば修理に何十万円も費用が掛かる厄介な構成になっていた。カミさんに「ついに壊れたよ」「仕方ないね。これでも持った方じゃない?」「電気代も結構かかっていたから交換どきにはいいかもしれない」なんて呑気なことを言ってもいられず、エアコン専門店に連絡することになった。見積もりに来た営業マンのおじさん曰く「隠蔽出来る出来ないの前に製品が古すぎて(29年前のエアコン)ここには格納できません。壁に取り付ける以外方法はありません。手配は出来ますが取り付け工事はお盆休み以降だと思っていただいて宜しいでしょうか?」夏が終わってしまうが、これ以上埋め込み型エアコンに執着しても仕方ないのでダイニングの出窓の上壁に取り付けることで合意した。ところで費用だが、しっかり仕事をしてもちょっとシンドイ見積もりになった。ダイキン「risora」。
https://www.youtube.com/watch?v=8WoN1qrx6jg
Ken's pedia
公開日:2021年08月16日
20年ぶりにタリバンが奪還
トランプ前大統領が2020年にタリバンと和平合意したことを知らないわけはないバイデンは約束を破った。タリバンと中共の連携に米国リベラル派の魂胆とは何か。アフガニスタンと言う国家体制の難しさだけが浮き彫りになっている。