自転車のルール
平成27年6月1日より、交通の危険を生じさせる違反を繰り返す自転車の運転者には、安全運転を行わせるため講習の受講が義務づけられます(子どもでも14歳以上は対象)。違反を3年以内に2回以上繰り返す自転車利用者に講習の受講を義務づけ、未受講者は罰金刑が適用されます。自転車安全講習/3時間/講習料5,700円(標準額)を納めて講習を受けなければいけなくなるのです。もう20年前のことですが、うちのカミさんが、市内バス停で自転車にぶつけられた事件を紹介します。その日、バス停でバスを待っていると歩道上をおばさんの乗った自転車が迫ってきました。てっきり避けるものと思い、その場を動かなかったカミさんは、なんとそのおばさんチャリに体当たりされ、挙句の果てに非常識な毒を吐かれます。「あんたがそこに立っているから、ぶつかったんや」と謝りもせず立ち去ったのだそう。普通は謝罪して「お怪我はありませんでしたか?」くらいは当然言うべきなのですが、カミさん曰く「何故、逆に怒られなければいけないの?この『金沢』というところは、そんなところなの?」と噴飯もので私に話したのです。東京では当然のことでも地方では違うのだろうと慰めたところで、どうにもならないのでした。そして20年後の今、おばちゃんチャリのみなさん、6月からはこのようなことは違反行為となりますよ、お金払って講習受けますか?それともバックれて罰金選ぶ?世の中は様変わりしています。無理が通れば道理引っ込む時代ではありません。
2015年05月27日 14:54