桜の香り
日曜日、選挙の投票日です。特に意中の人っていう訳ではありませんが、この人に担ってもらおうと思った候補に投票、改めて候補者の名簿を見て思うことは、「こんなにたくさんの議員がはたして必要なのかなあ」でした。帰りしなにホームセンターで鉢植えの花を買って、早速ガーデニングです。ガーデニングの素晴らしさは、自分自身を集中させてくれるところです。時間の経過を忘れてしまう魅力を感じたのは引っ越してから。ストレスの解消に一役買っています。一段落した後、散歩がてらに公園沿いを歩くと桜が満開です。樹々の中を歩くと、ほのかな香りがしました。ほんとに「ほのか」という言葉がぴったりします。この季節の日本人文化が香り立ちます。このほのかな香りが1982年に発表された、南佳孝さんのアルバム「SEVENTH AVENUE SOUTH」を呼び覚ましました。この中で「口笛を吹く女」という歌があります。今聴くと当時とは全く別の曲に聴けました。♪桜の樹の下に車を止めれば・・・という歌詞の下りは、切にエモーショナル(ここでは情緒的と訳します)。全体を通してのアレンジが非常に丁寧で、聴感上、トラックダウンの成分すら違うように聴こえます。また勝手な解釈ですが、このアルバムは、その後の南さん自身の活動に対するオマージュになったようにも思えます。さて、件の桜の園ですが、ハチがブンブンうるさいのは半端ではありませんでした。
2015年04月13日 15:58