株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

「ゆとりすと」増殖中

よく一喜一憂といいますが、やっと信頼関係を構築できた人との別れはこたえます。サラリーマン社会に転勤があることは理解するのですが、良好な関係を築いた途端の転勤には同意できません。置き去りにされたようで気持ちは計り知れないほどショック。とりわけ物腰や話し方、何といっても人柄が気に入った人となると抗議ものです。ビジネスの世界はジェネレーションギャップで大きく様変わりする場合があります。「ゆとりですがなにか」というドラマが日テレでONAIRされていますが、私は見ていません。見なくてもリアルタイムに「ゆとりすと」たちと遭遇しているからですが、相手をおもんばからない気配り不足と、横柄な所作、熱の無い話し方は時にイラっとさせます。自分本位のマイペースさに謝るどころか「どこかいけませんか？」的シレっとした態度に我々の世代は合わせられません。昔「新人類」と言われて揶揄された私達もこんな感じだったのでしょうか。でも今の人のような礼儀ってナニ？状態ではなかった。少なくとも目上の人をおもんばかっていました。1980年代以降のハリウッド映画の多くの作品で、台詞の中にスラングを多く用いている事が気になった時期がありました。昔の映画の会話は丁寧で分かりやすい英語でしたが、現在のそれはスラングの上に早口なので分かりにくい。字幕を見ている間にシーンも変わります。日本の映画も最近、台詞の言い回しに奥行感を感じなくなりました。こんなところまで米国の真似をしなくてもいいのですが、仕方ありません。日本語の難しさは世界でも有数ですが、ITによって省かれている現在の話し言葉が、今後さらに省略されて「絵文字」だけの世界へ、なんて空恐ろしくなりません？因みにハリウッドで「Emoji」が映画化（アニメ）されるそうです。https://www.youtube.com/watch?v=vF9c5RE6c7c

ルーティンワークの楽曲

「あれ？おかしいな、ライト切れか」書斎のダウンライトが点かないので、椅子に乗りながら買い置きの新しいライトに交換しましたが点灯しません。「ひょっとして器具の故障かもしれない」ランプは他で試すと点灯したので、100％器具故障です。我が家は10年前に中古で購入したのですが、俗に言うデザイナーズ住宅というコンセプトなので特注品が多い（つまり不便）のです。すぐ電器屋さんに診てもらい、器具のオーダーをしてもらったのですが、その間はルーティンワークができません。このルーティン、最近TVでも話題になっていましたが、誰にでも必要かつ生活に欠かせない大事な儀式で、複数のルーティンを持っている人は多いのではないでしょうか。この私のルーティンといえば、毎朝目を覚ますとベッド上でのストレッチは15年間欠かせたことはありませんし、夜帰ると、うがい薬で「ガラガラ」やるのも、そしてこの春からはギター特訓も新しくルーティンに入れました。35年ぶりに弾くギターはそれなりの形にはなってきたのですが、手を焼くのは自身のオリジナル曲にキィーの高い楽曲が何曲かあることです。衰えは身体だけでなく声にも表れることにある意味茫然とするのですが、ボイストレーニングでもしない限り自分の曲をまともに歌えないなんてガッカリです。ダウンタウンブギウギバンドの宇崎竜堂さんも50代の頃に声が出なかったとインタビューで話していました。「キィーを下げて歌えば」という意見もありますが、つまらないプライドが許しません。自分自身の手続きになるルーティンワークはちゃんと思い通りできてこそルーティン、本日もオリジナルを弾きながら発声練習する、私のライブハウスへの道は険しく、茨です。「裏切り者の旅」DTBWB。https://www.youtube.com/watch?v=yNKTOSLWluE

ラケットと刀

全仏オープンがスタートして、錦織圭選手が順調に勝ち進んでいます。ここのところNO.1のジョコビッチ選手との一騎打ちが続いたのですが、彼の牙城を崩せないでいます。直近での対戦で1セット奪取したのが目を引きましたが、ローランギャロスでの対戦はあるのでしょうか。トーナメントの山が違うので、対戦するとなればそれは決勝の6月5日です。錦織選手の現在のコーチである「マイケル･チャン」は一度だけグランドスラムを制しましたが、それが全仏オープン（1989年）。対策はマイケル･チャンが一番理解していることでしょう。私はチャンの現役を知る一人ですが、台湾系アメリカ人である彼のプレイスタイルは「諦めない粘り強さ」にありました。体は（175cm）大きくありませんでしたが、しつこいテニスが信条だったのです。錦織も、この点ではチャンに似てきたように感じます。グランドスラム以外のレギュラーツアーもONAIRされる時は、じっくり見てきた私ですが、彼の得意であるドロップショットもそうですが、パッシングショットが磨かれてきた印象です。脚の状態も悪くはないようなので、体力勝負と言われる全仏オープンの制覇が俄かに現実味を帯びてきました。順調に進めば、準々決勝で宿敵アンディマレーと対戦、そこを乗り越えれば、難敵ジョコビッチが決勝で待ちうけます。参加選手128名の頂点に立つには、「前門の虎、後門の狼」と試練が続くのです。でも、試合後（試合中のラケット投げはダメ）の控えめな発言と謙虚な姿勢は、我々見る側を共感させるに十分で、応援しがいのあるアスリートです。女子の大坂なおみ選手の活躍も見逃せません。1989年マイケルチャンのCMと錦織のサムライCMです。https://www.youtube.com/watch?v=P3EnWJUaDS0
https://www.youtube.com/watch?v=XhwzoIEKGGE

テンプレートな恋愛

今、ITの進化によって専門職だったクリエイティヴな仕事が洪水のように巷に溢れだしています。かつてマスコミで仕事ができた人たちは、「特別な能力の持ち主」として憧れと羨望の眼差しで見られていました。私の就活時代であった1980年代のマスコミ業界は、それこそ「キラ星」の如きで、ほとんどの分野が狭き門、専門性と高いスキルが要求された世界だったのです。しかし21世紀に入ると同時に社会はIT中心となり、ユーチューブの出現によって過去の作品がループして何度も見ることが出来るようになりました。私を真剣に向き合わせていた時期の音楽や映像作品も容易にプレイバック出来るので、検索しながら見直せることは大きな喜びなのですが、拍子抜けのガッカリさも想像以上なのです。特に映像におけるその違いは、天変地異が起きたのかと思うほどに隔世の感です。1980年代のCG映画などは見るに堪えられないほどチープに見えて、失笑ものなのですが、2000年代の作品もVFXの日進月歩が過ぎるせいでしょうか、現在の作品に比べて見劣りします。TVも4Kという既存の画素数を2倍にした高画質TVを登場させたのですから、ソフトも併走するしかありません。では音楽はどうでしょうか。この分野も以前と違い、誰でも簡単に曲がつくれてしまいます。特段の能力がなくてもイメージをPCに入力すれば、ソフトが勝手に作ってくれますが、詞に限ってはそう簡単にはいきません。テンプレート化した今の歌詞に感情移入できないのは年齢のせいだけではありません。昭和時代に歌われていた歌詞は、日本人の心を情緒的にさせました。そのワードをトリミングしてコンピュータに入力させても心には伝わらないでしょう。何故なら、入力する現代の日本人が無味乾燥で、情緒のない日常を送っているからです。豊かな想像や抒情を感じない人の書く（入力する）詩は、聴く側の魂を揺さぶることはありません。びっくりポンの未来VFX映像。ユーチューブより。https://www.youtube.com/watch?v=GWS0gwpa12Y
https://www.youtube.com/watch?v=HR-tEbmBjWc

志茂田景樹の発想

朝晩の温度差に体調を合わせづらくなって数年が経ちました。今では、前日との気温差が5度以上ある時などは、心身のどこかにブザーが鳴りだします。先週土曜の朝、前日のアルコールが抜け切れない私は、寝室からリビングに入るなりヒンヤリした空気に思わず肩をすくませます。ここ何日間か同じような気候（放射冷却？）に愚痴っても仕方ないので、ソファにタオルケットを持ち込むのですが、足元が冷えて思わず「志茂田景樹はどこいった？」とテーブルの下を探ります。この私の寒さ対策の大きな武器は、太ももでカットしたカラフルなレギンス。作家の志茂田さんがTV出演されていた頃にトレードマークとしていた派手なレギンスをヒントにしたもので、今では結構便利で重宝な防寒グッズになっています。しかし、頃合いのいい時間はあっという間に過ぎて、1時間もしないうちに今度は気温が20度を超えます。いよいよ文明の利器であるエアコンに目がいき、おもむろにリモコンを手にするとドライをスルーして冷房26度にスィッチング、猫の目気温に一息つくのは難儀な世界になりました。マンションから引っ越して10年、ここ2.3年の気候変動は何を示唆しているのか分かりませんが、私の寒暖解消法として一番効果を感じているのが朝のシャワー。自律神経の調整に繋がるのでしょうか、浴びた後は体がシャキッとするのです。ポイントは38～42度設定のシャワーを頭の後頭部から首に向かって3分程度浴びることがコツでしょうか。いずれにしても、自分に適した方法を身につけることが大切です。1986年、フリー転身後初の大仕事は、赤いカードの「丸井インテリアエアコン」CM音楽で、コンセプトは「フレンチ」でした。ユーチューブ。https://www.youtube.com/watch?v=xfsnzHv-BUg

舛添会見はぶん殴りもの

第2回目の定例記者会見における舛添都知事と記者の質疑応答を見たのですが、これはもう都民はおろか日本全国民を敵に回す反逆的行為。こんな人に東京を任すわけにはいきません。全都民は怒りのシュプレヒコールを挙げるべきです。即刻、舛添知事を辞任させなければ元都民の私としても許せない、失礼極まりない会見でした。日本人の恥、東京の恥、こんな知事の地位にほど遠い者を東京から追い出しましょう。有権者である都民の皆さんが辞任に追い込まなければ、東京の誇りと品位が地に落ちます。何が第三者の調査結果だ、自分の卑しさを居直って見せました。久々に日本人がバカにされた怒りで場内外乱闘寸前！

高校生はテンパりタバコを吸えません

先日、ある商社の人と麻雀の話になりました。「運の強さは引きで分かりますよね」「一発で引くってこと？」「ウチのお客さんで何故かリーチ一発の確立が高い人がいるんです」「性格も災いするけど、昔はよくやったなあ、テンピンのアリアリは流石に緊張したもんだ」麻雀用語はやった人しか分からないので省きますが、この私、高校時代から始めた麻雀も、毎週土曜日の夜から日曜の朝までやる「徹マン」（徹夜マージャン）が楽しみで仕方ない時期がありました。当時の高校生にとって、麻雀の面白さは群を抜いていましたし、地元の同級生たちとの麻雀はテンイチがルールでしたので安心して出来たのです。振り返るとバンド活動にバスケ（部活）そして麻雀となると勉強する時間はあったのですか、となるのですがそこは想像にお任せ。やるなら大学生になってから（経験者は語る）の方が良いようですが、麻雀は集中力を大いに育てるとともに、駆け引きの勉強にもなるのでお勧めです。ただ、4人揃わないと面白くないですし、徹マンは身体によくありません。日本人で初めて麻雀に言及したのは夏目漱石だそうですが、麻雀が一大ブームを迎えたのは1960～70年代で、週刊誌の連載やプロのタイトル戦まであったものの、80～90年代以降はビジネスコミュニケーションのツールとして、同じ4人でプレイするゴルフに取って代わられます。2000年代に入ってからはCSでONAIRされるようになり、女性プロ雀士も登場して、再度静かなブームが訪れています。https://www.youtube.com/watch?v=ZC0DUJH-M8U