株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

顔認証システム

10月にマイナンバーが通知されます。早ければ中旬に、首都圏などは11月中になるとのこと。しかし、私たちの手元に郵送される申請用紙のハードルは意外に高そうです。マルチ展開が想定されているので二重三重に手続き上の壁が立ちはだかります。大げさだなと思われる方も、いざ申請時に困らないように一つだけお話ししておきます。申請時に必要なアイテムとして顔写真を貼付しなければいけないのですが、これがちょっと問題。証明写真で十分なのですが、マイナンバーカードを取得する際に同一人物かどうかの確認を人間とコンピュータ認証システムのダブルでチェックするそうです。更新は未成年で5年、成人で10年。更新時に顔写真を都度貼付する訳ですが、デジタルはほぼ100％ですから最初のチェックでトラブルにならないように整形予定の方はその後にしましょう。尚、QRコードでの申請も出来るので、今どきの人はそちらの利用度が高くなるでしょう。しかしただでさえ難儀な制度なのですから、この際身体の一部にチップを埋めた方がいいのかも･･･。でもそれを言っちゃーおしまいだよね。https://www.youtube.com/watch?v=fToTDHqEco0

命短し恋せよ乙女

燃え尽きるまで生きる素晴らしさと最後まで自分のスタイルで生きるということの難しさを、先月亡くなった30代の女性キャスターと50代の女優の葬儀を見ながら、この私は思いを馳せました。イメージというものが人の全てを左右するのだということを知らなくてはいけません。それは芸能人のことで一般人にはあまり関係ないとお思いの方がいるなら、それは半分人生を捨てています。イメージは自分自身のスタイルを構築することから始めるのですから正直キツイものです。こだわりを強く希求しながらの日々は、別にチャレンジとかポジティブとかの言葉で言い換えられるのですが、信念が足りないとできません。人間の生き様とはそれほど難しいものだと私は思うのです。子供のころから私はこだわることにこだわってきました。人と同じなら嘆き、違えば喜んだものです。「座右の銘」を言えといわれれば、身だしなみから精神までをONとOFFに使い分ける生き方を、今日までそして明日からもこだわりを持って続けていくと言います。またそう続けられることを願いつつ、気高く生きていくのです。

ニュースキャスターの資質

芸能人の結婚ニュースが久々に日本政府の高官にまで響き渡っています。結婚報道でこれだけ賑わうのはイギリスのキャサリン妃以来でしょう。その中にあって、政府の内閣官房長官がTVの生放送番組に出演した際の感想が他局で批判されました。長官曰く「この結婚がきっかけで世のママさんたちが子供を産もうとなれば国にとっても素晴らしいことになるでしょうね」等とするコメントに対して「子供を産むのは個人の自由で政府にとやかく言われる筋合いはないと思います」と食って掛かったような言い方で、そのTVキャスターとコメンテーターは批判したのです。この前段に当事者の芸能人が「子供は勿論欲しい。女の子なら一緒に外出したい･･･」等とするVTRが放送されていたことを考えれば、長官のそれは他意のない純粋な意見として捉えるべきで、正直これには「うむむ」です。局事情を鑑みたとしても、とんでもない過剰な反応で被害妄想なコメントを真顔で言われることにこっちがドン引きしました。公共の電波で次元の低い批判をすることは権力の乱用です。夜遅い時間帯のTVニュースであっても全国ネットですから、言葉丁寧に誤解を招かないように伝えるべきですし、そのTV局を代表する番組であれば尚更です。洒落っ気たっぷりに話をするか、皮肉を込めてクスッと笑わせながら次いって欲しかったなあ。それとも狙ってコメントさせるほど切羽詰まった何かがあるのでしょうか。鯱（シャッチョコ）ばってます。「注：鯱のようにいかめしく構えた態度をとる」

日曜日のトラウマ

最近月曜日に元気さが足りません。学生時代に一番楽しかったのは土曜の夕方から夜でした。逆に物凄く物憂げになるのが日曜日の、やはり夕方から夜でした。当時の私は、故淀川長治さんの解説で有名だった「日曜洋画劇場」を見て寝るという生活が定番。しかしながら週末いつも遊び呆けるものですから、宿題を忘れています。それを思い出させるのが楽しい映画が終わった後にエンドタイトルで流れる「So In Love」という曲でした。コール・ポーター作曲のそれは、小さな心を深い深い谷底に叩き落とすかのごとくに強烈でため息も出ないのでした。たぶんこのころに学生だった世代は皆同じマインドに陥ったと思います。今はその番組そのもが終了しているので、トラウマ現象に苛（さいな）まれていませんが、何故か我が家のiPodに入っているのです。たぶんアルバムを全曲確認もせずにダウンロードしたせいでしょう。ある日曜の朝に突然流れた「So In Love」この曲のどこにトラウマにさせる効果があるのか明確にわかりませんが、オジサンになった今でもイントロを聴いた瞬間に落ち込むのです。聞きたい方はこちらのユーチューブでhttps://www.youtube.com/watch?v=XSrk6tSxFxo

魑魅魍魎って難しい

連休前の世間の混乱は、我々の世代にとって不愉快に感じていた人々が多かったと思うのですが、喜びと悲しみが入り混じったシルバーウィーク最大9連休も27日で終了。それにしてもやはり気がかりなのは世界の情勢。国会終結の体裁が悪かったことは真摯に受け止めるべきですが、先週の安全保障法の採決とデモ集会の攻防はあってよかったのです。今週25日、中国の国家主席は米大統領との首脳会談で「新型大国関係」を進展させたいと主張するのだそう。これは日本にとって由々しき問題。米国は最近になってキューバとの国交関係を修復させていますが、中国との互恵関係は断じてあり得ません。先の日露会談では胡散臭いロシアの正体がTVで暴露されています。記者会見で冗談の一つでも言えるような余裕がないと相手の思うツボにはまります。他国との外交は我々が考えているより、したたかで魑魅魍魎の世界。日本のデモ集会や国会でのやりとりなどは、まだまだ幼稚な展開でしょう。中国の国家主席訪米はローマ法王の訪米と日程が重なりましたが、米国は法王をメインに考え、中国の変更願いも受け入れなかったと聞きます。当日は、大統領以下主要閣僚が法王をアンドルーズ空軍基地で出迎えました。中国のそれはシアトルの空港（ビジネスライクな日程とした）での出迎え。私はこの両者の訪米映像をTVで見てホッとしています。「新型大国関係」はあまりにも横暴で覇権主義の塊になりかかっているこの中国の姿勢を、米国がどんな態度で示すのか日本国民にとって大いに関心のあるところです。