株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

ハブ駅大宮もスッ飛ばす新幹線

新幹線が日本の文化の往来と発展に寄与するプログラム（施策）を進行させます。JR西日本とJR東日本は11月7日と8日に、仙台駅と金沢駅間を直通新幹線で運行すると発表しました。両社で連携して展開する「美味しさ五ツ星。北陸新幹線キャンペーン」の一環で、7日は仙台駅発の金沢駅着、8日は金沢発の仙台駅着で、イベントの大きな目玉になるようです。大宮駅での乗り換えをすることなく、直通させるということは、東京をスルーするエポックな出来事で関心を大いに持つものです。今まで東京に経済や文化が偏ってしまったのは、全てを首都に一極集中させたことによって起きた不具合です。今回の仙台市と金沢市のブッキングは、どちらかというと似たような地方都市で「面白いのか」という意見も出るのでしょうが、飛行機（便数の少なさが問題です）が交通手段のメインだった東北と北陸の往来に新幹線が新しく選択肢に入ってくることは、地方都市のイメージをリフレッシュさせるには十分な企画になります。新幹線の環状化は先の話ですが、地方経済と文化の環状化はリアルタイムに浸透していきそうです。「杜の都」仙台（面積786.30㎢　人口108万人）と「百万石」金沢（面積468.64㎢　人口46.6万人）がコラボレーション出来ることは無限にあるのです。

Bryan Adams　2017年に来日!

私と同年齢のブライアン･アダムスがギターの弾き語りで「Run to you」を歌っています。彼は、2017年1月に来日決定。アルバムを携えてのジャパン・ツアー〈Get Up Tour 2017〉を開催します。　

弾き語りのツケ

今年の春以降、我が家のガーデニングが満足に出来ていません。今までは洋庭と和庭を平均的に世話することが出来ていたのですが、音楽活動の再開が週末の時間を占有してしまい、ほったらかしにしたツケが回ってきました。見るに見かねた私は、専門の業者さんに剪定や誘引を兼ねた庭全体の仕事をお願いすることに。予定日が決まらず心配していたのですが、昨日無事に完了した我が家は見違えるような美しき美邸になったのです。落ち葉等の清掃もしていただいて感謝感謝なのですが、あとから送られてくる請求書は相当の覚悟で受け入れなければいけません。さて、その「ガーデニング」と「指の健康」を私から奪うことになった音楽活動ですが、真近に迫ったライブは10日。今、ブライアンアダムスのような格好で弾き語りが出来ないかと無理な注文を自分に課すのですが、イメージトレーニングは続きます。私が手掛けた告知CM「Bryan･Adams」ジャパンツアー’92。https://www.youtube.com/watch?v=W77iJ7qPvAk

チャンスは東京にあり

ノーベル賞は今年も日本人が3年連続受賞です。しかし「オートファジー（自食作用）」の言葉を初めて聞いた私は勉強不足で皆目わかりません。この仕組みは「パーキンソン病」や「癌」などの病気に関わっており、新たな創薬に道を開くのだそうですが、私たちの世代あたりが最初の恩恵にあずかれそうな気がします。後は文学賞の最右翼である村上春樹さんの受賞を待つだけなのですが、果たしてスェーデンアカデミーは吉報をもたらすでしょうか。まさか本屋大賞のスタッフや、芥川賞や直木賞をはじめ、多くの文芸賞を手がけている文芸春秋あたりが、ノーベル選考委員に「ロビー活動」していたなどとする影の噂を吹き飛ばす堂々の受賞でありますように･･･｡こんなネガティヴ話はまだシャレになるのですが、東京五輪や豊洲問題は日本の利権の縮図話で、政官財の複合体に風穴を開けるには何においても「規制緩和」なのだと痛感するのです。その規制も政官財が仕切っている以上、風穴どころか針の穴にもなりません。とどのつまり、最後はTPPのバズーカが日本のヒエラルキーをぶち破るのでしょう。新しいビジネスを始める準備に模索する私には、まだ時間が残っているでしょうか。何かが動きます。http://www.nippon.com/ja/

メイトンのアコギ

10月に入ってしまいました。ライブが近いのですが、カヴァー曲をあと1曲増やしていくかとなり、あわてて練習していると腱鞘炎がひどくなってきました。指サポーターをアマゾンで購入したのが昨日到着したので早速つけてみたところ、これがナイスです。痛みも和らいでコードも押さえられて嬉しい限り。恒例のスタジオでの練習は、詰めの段階にきたのですが、自分の声が聴きとれなくて歌が冴えません。モニターを設置してほしいのですが、この狭い空間では無理だよなあ･･･。さて、時間ができた私はお店に入ったばかりのメイトンを弾かせてもらうことに。このアコギで驚くのは、ホールの中にマイクがあることです。下手な撮り方で画像では分かりませんが、私のお気に入りに加わったのは言うまでもありません。70周年バージョンで価格は30万円と値段もグッと張っているとこが玉に瑕。ところで、我が家のドラマーである二男も16日の日曜日に別の発表会が決定しているのですが、昨日金沢ＡＺホールというライブハウスのＧスタジオで練習してきたよう。このＡＺホールは金沢の中心にあるのですが、いつかこういう場所で自身のライブをやってみたいと思うのでした。

鶴瓶 上岡パぺポTV

パぺポTVをご存知でしょうか。今や伝説となった感のある笑福亭鶴瓶さんと上岡龍太郎さんのトーク番組ですが、1987年からスタートし、11年間続いた深夜のオバケ番組でした。この私は毎週欠かさずというか、見られない日は録画するほどの大ファンで25:10が待ち遠しかったものです。当時の鶴瓶さんと上岡さんのトークは、間合いが誰にも真似のできない独特のもので、お笑い芸の域を超越していました。放送禁止用語が随所に飛び出し、その度にピー音と大きな禁マークのテロップで編集されたトークは時にマニアック的でさえもあったのです。その中でも新春スペシャルにゲストで登場した、今は亡き横山ノックさんを混じえた3人でのしゃべりは、関西お笑い界の玉手箱のようで私には消去出来ない1本に数えられています。純粋な笑いを提供した鶴瓶さんの「塚本7キロ」話は今だに笑ってしまうのですが、ほんとにおもしろかったのは上岡さんの毒舌と風刺でした。その上岡さんの憔悴した表情を昨日TVで拝見したのですが、愛弟子の交通事故死を受けてのその姿は、かつての上岡さんではなかったのです。その光景を淡々としたニュースがさらに際立たせます。「元タレント上岡龍太郎さん（74）が30日、大阪府八尾市内で営まれた弟子のお笑い芸人テントさんの葬儀に参列、いまだ最愛の弟子の急死を受け入れられない様子で、出棺を見送りました」パペポTVより「塚本7キロ」https://www.youtube.com/watch?v=vgX4gz6hofI

腱鞘炎ブルース

弦を張り替えたばかりなのに、1弦の引っ掛かりがストロークにもアルペジオにも影響を及ぼす今週のオリジナル練習はスランプ気味も、原因は右手ではなく左手にあるようです。


ただいま気になっているのは左手の人差し指。この4月からのギター練習が祟ったのでしょうか、指の腱が火照って熱を持ち筋のズキズキ痛が治らないのです。この1週間で急速に灼熱感と筋の激痛は「レベル5」に上がったようで、正直辛いことこの上ありません。PCで「腱鞘炎」を検索し、片っ端から読んでいく私の気持ちが萎えていくのは要領を得られないことから来る焦燥感。どうやら原因になることを止めない限り、完全治癒は望めないとの結論です。湿布することが定番で、最悪は手術するとしている文面に最後まで読むことを止めた私は、只ひたすら指先をマッサージするのでした。

正論がまかり通った日

小池東京都知事の所信表明が今終了しました。TVの生中継を見終った私が感じたのは「爽快感」でした。今まで、国会も含めて何度か所信表明を見聞しましたが、政治家の演説が口語調の日本語で伝わってきたのは初めてです。歴代の所信演説は役人が内容を作成し、読む側は「某読みのごとき」でしたが小池氏は自らそれを買って出たのでしょう。しかしその内容は素晴らしいの一語で、最初の東京大改革に始まり都庁職員と議会に「信頼を失った公僕たち」との辛辣なストレートを見舞わせ、豊洲問題を挟んで東京五輪後の50年100年先の東京都民の在り方にまでに話が及びます。最後はこれまた小池氏らしい台本で、公僕とは何なのかを後藤新平になぞらえて締めくくるなんてファンタスティックそのものでした。来月から政治塾を開塾する動きがあるそうですが、今日の演説を聞いて感動した義のある勇士が、全国から小池氏の元にはせ参じるのではないでしょうか。「東京大改革」構想は、地方の自治体はおろか国政までに影響を及びそうな気配です。後藤新平少年団への訓示。https://www.youtube.com/watch?v=42SB9iY1Lts

ルーティンができる日常

金木犀の秋香が9月だというのに私の鼻先をくすぐりました。残暑が感じられなかった日本列島ですが、社会の消費活動はどうやら停滞したまま、季節が変わります。日本の経済低迷は何も金利政策だけで語れるものではありません。消費力がグッと衰えていることに敏感なのは、商売柄から来るものでしょうか。今、日本社会の文化差異が深刻になりつつあります。欧米に比較して緩かった階級意識がインターネット社会以後、大きく変化しだしたのです。若年層のファミリーをターゲットにした外食ビジネスは、人口減少問題に直面して、軒並み潰れていくでしょう。低価格での提供も低収入の若年層の更なる定収入化に早晩限界を見るからです。石油業界とて全く同じで、構造問題は言うに及ばずですが、低価格だけで展開するセルフ店は勿論、フル店も十把一絡げの接客サービスでは東京五輪を待たずに廃業です。金融業界も銀行金利がこうも下がると、立ち行きません。いずれの業界も中流階級以上に足を向けたドラスティックな政策に舵を切る時です。よく三つの輪で説明されるロジックがありますが、真ん中のスィートスポットであるコア層及び3つの重なった層に特化したサービスをいかに構築できるかで命運が決まるのです。人間の日常生活はある一定のリズムや法則に無意識に沿っているといいます。朝起きてからのルーティンが毎日違う人はあまりいないでしょう。乗る電車の車両が日ごとに違ったり、道路を通行するコースを毎日変えたりはしません。人は自身の行動を法則化させることによって安定的日常を確立させるのですが、根幹になる経済文化度が違っていけばその法則は維持出来なくなり、場当たり的な生活スタイルとなります。そういう日々では貯金もままなりませんね。さて、皆さんの将来にはどのような法則が待っているのでしょうか。マエケンダンス。https://www.youtube.com/watch?v=sc2LGC3pT9k

金沢駅は100万都市級の大きさ

金沢駅の東口を出ると「もてなしドーム」とともに「鼓門」が観光客を出迎えるのですが、2005年3月に完成した金沢の玄関は、国内よりもむしろ海外で評価が高く、2011年にはアメリカの旅行雑誌「トラベル＆レジャー」のWeb版にて、世界で最も美しい駅14選の6位に選出されています。先日、浜松から大学時代の同級生が夫婦で旅行に来てくれたのですが、彼等との会話の中で気になっていたことを思い出しました。「これだけ大きな駅だから人口も多いんでしょ？」「いや市内で40万そこそこだよ」彼は驚きながら「浜松駅はここまで大きくないよ。人口に対してちょっと大きくないかい？」浜松市は政令指定都市で人口は807,999人です。なんと県庁所在地である静岡市の70万人より多い事にこっちの方が驚くのですが、彼は続けます。「将来100万都市にするためだとすれば合点もいくね」この言葉に私の方が合点でした。なるほど確かに彼の言うとおり、新幹線や観光客を考えた駅づくりにしても大きすぎるかもしれません。「灯台もと暗し」とはこのことで、身近な事情はかえってわかりにくいものですが、であれば、石川県はこの後、地下街を利用した地下鉄の構築に着手するのでしょうか。そして、北陸鉄道にバスと地下鉄をマルチに網羅した事業展開を20～30年計画として提案されているとすれば･･･いろいろなことが見えてきます。でもあまり憶測が過ぎた話はヤケドするので、この辺でお開きとしましょう･･･｡