株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

正論がまかり通った日

小池東京都知事の所信表明が今終了しました。TVの生中継を見終った私が感じたのは「爽快感」でした。今まで、国会も含めて何度か所信表明を見聞しましたが、政治家の演説が口語調の日本語で伝わってきたのは初めてです。歴代の所信演説は役人が内容を作成し、読む側は「某読みのごとき」でしたが小池氏は自らそれを買って出たのでしょう。しかしその内容は素晴らしいの一語で、最初の東京大改革に始まり都庁職員と議会に「信頼を失った公僕たち」との辛辣なストレートを見舞わせ、豊洲問題を挟んで東京五輪後の50年100年先の東京都民の在り方にまでに話が及びます。最後はこれまた小池氏らしい台本で、公僕とは何なのかを後藤新平になぞらえて締めくくるなんてファンタスティックそのものでした。来月から政治塾を開塾する動きがあるそうですが、今日の演説を聞いて感動した義のある勇士が、全国から小池氏の元にはせ参じるのではないでしょうか。「東京大改革」構想は、地方の自治体はおろか国政までに影響を及びそうな気配です。後藤新平少年団への訓示。https://www.youtube.com/watch?v=42SB9iY1Lts