金沢駅は100万都市級の大きさ
金沢駅の東口を出ると「もてなしドーム」とともに「鼓門」が観光客を出迎えるのですが、2005年3月に完成した金沢の玄関は、国内よりもむしろ海外で評価が高く、2011年にはアメリカの旅行雑誌「トラベル&レジャー」のWeb版にて、世界で最も美しい駅14選の6位に選出されています。先日、浜松から大学時代の同級生が夫婦で旅行に来てくれたのですが、彼等との会話の中で気になっていたことを思い出しました。「これだけ大きな駅だから人口も多いんでしょ?」「いや市内で40万そこそこだよ」彼は驚きながら「浜松駅はここまで大きくないよ。人口に対してちょっと大きくないかい?」浜松市は政令指定都市で人口は807,999人です。なんと県庁所在地である静岡市の70万人より多い事にこっちの方が驚くのですが、彼は続けます。「将来100万都市にするためだとすれば合点もいくね」この言葉に私の方が合点でした。なるほど確かに彼の言うとおり、新幹線や観光客を考えた駅づくりにしても大きすぎるかもしれません。「灯台もと暗し」とはこのことで、身近な事情はかえってわかりにくいものですが、であれば、石川県はこの後、地下街を利用した地下鉄の構築に着手するのでしょうか。そして、北陸鉄道にバスと地下鉄をマルチに網羅した事業展開を20~30年計画として提案されているとすれば・・・いろいろなことが見えてきます。でもあまり憶測が過ぎた話はヤケドするので、この辺でお開きとしましょう・・・。
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