ハブ駅大宮もスッ飛ばす新幹線
新幹線が日本の文化の往来と発展に寄与するプログラム(施策)を進行させます。JR西日本とJR東日本は11月7日と8日に、仙台駅と金沢駅間を直通新幹線で運行すると発表しました。両社で連携して展開する「美味しさ五ツ星。北陸新幹線キャンペーン」の一環で、7日は仙台駅発の金沢駅着、8日は金沢発の仙台駅着で、イベントの大きな目玉になるようです。大宮駅での乗り換えをすることなく、直通させるということは、東京をスルーするエポックな出来事で関心を大いに持つものです。今まで東京に経済や文化が偏ってしまったのは、全てを首都に一極集中させたことによって起きた不具合です。今回の仙台市と金沢市のブッキングは、どちらかというと似たような地方都市で「面白いのか」という意見も出るのでしょうが、飛行機(便数の少なさが問題です)が交通手段のメインだった東北と北陸の往来に新幹線が新しく選択肢に入ってくることは、地方都市のイメージをリフレッシュさせるには十分な企画になります。新幹線の環状化は先の話ですが、地方経済と文化の環状化はリアルタイムに浸透していきそうです。「杜の都」仙台(面積786.30㎢ 人口108万人)と「百万石」金沢(面積468.64㎢ 人口46.6万人)がコラボレーション出来ることは無限にあるのです。
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