保育士 使命放棄の顛末
大阪府八尾市の認定こども園「さくら保育園」の男性保育士和田敬之容疑者(30)が、園児への猥褻行為容疑で逮捕された件について元職員たちの投稿が話題になっている。『この園は、勤めた当初から園長が絶対的存在。妻の副園長が職員いじめの主犯格で、娘も保育士として働いていたが、職場と家の区別がついていないお嬢さん。どこにも就職出来なかったから家の保育園で働くことになったという専らの噂の息子。後から入ってきたくせに、仕事はしないは、態度はでかいは、最悪でした。』『園長夫婦は、身内のミスは揉み消し、気に入らない職員のミスはおおごとにするような、モンスター。副園長の気に入らない保育士に対してのいじめはひどかった。』『息子は8年前から働いてますが保育士取得したのは最近です。それまで、事務 バス運転手として働いてましたが自分のやりたい放題!バスの運転も下手なのか、ぶつけたりしてましたよ!園児を乗せてるのに、スピードを出したりお局保育士も、シングルマザーで職を失う事を恐れていたのか常に、副園長にべったり。保護者の悪口を一緒に笑いながら言ってましたね。』なんだか三流の脚本を読まされた感じだが、同族経営の典型的なパターンを理解して仕事をしていたはずの保育士たちは、何故一番弱い園児たちを守れなかったのか。市に告発したような報道もあるが、行政が動かなければマスコミという手もあった。息子の猥褻行為を8年ものあいだ隠ぺいし続けた同族の圧力は相当に強力だったと想像するが、身の保全を優先した保育士たちは一番大切な園児に対する使命を果たさないまま漫然と働いていたことになり、ある意味同罪に近い。それにしても和田容疑者から被害に遭った最初の園児たちは中学生になっている計算だが、彼女たちの今の心境は察するに余りある。
2018年10月26日 16:39