チェーン装着違反 現行法では5万円
忘年会のシーズンだ。先週の会合もケツカッチンで次の団体が控えているとのことでホテル側の書き入れ時は羨ましい。暖冬はここに来て予報通りの降雪を見せたが、薄っすらと道路を白く覆ったただけで期待は裏切られた。寒さはまだ先だとの感覚は商売柄ジーザスなのだが、この微々たる降雪のお蔭で当店のタイヤ交換は順調に捗った。今シーズンから大雪による車の立ち往生を防ぐため、国土交通省は新たな対策に乗り出す方針を決めたそうだ。高速道路や国道のうち、今後指定する区間でタイヤチェーン装着の義務付けを大雪警報レベル時に実施する。「指定区間は過去に立ち往生が起きた場所や急坂が中心で、今冬にまず約20区間を決める。」とあるが、もう12月も中旬になるのにプレスリリースがいまだにない。区域区間の詳細がなければ実施しても混乱するだけである。区間に除雪車両を入れるための措置は理解するのだが、場所が周知されなければ意味はない。警報のレベルにしても判断は国交省の出先機関と道路会社に任すだなんて、お役所仕事の杜撰さが福井の惨状を招いたことを忘れたか。毎度学習しない組織に陣頭指揮を執らせるくらいなら、いっそタイヤメーカーがトラック協会と力を合わせてチェーン装着のルールを決めたらどうだろうか。大雪の際にスタックして道路をふさぐほとんどが大型トラックのノーマルタイヤが原因なのだから。尚、タイヤチェーン規制の違反者には、道路法に基づき
6カ月以下の懲役または
30万円以下の罰金を科す方針だというが現行法では
5万円以下だ。新しい規制の法令だけを先に作って中身を入れないなんて「仏つくって魂入れず」の典型だねぇ。因みにチェーン規制反対派は80%以上に上っている。チェーン義務化どう思う?
https://www.youtube.com/watch?v=Z8IByXOf6iU
2018年12月10日 16:43