羽生・本田の五輪選出に注目するメディア
先日に開催されたフィギュアスケートNHK杯は羽生結弦選手の欠場が影響したのでしょうか、男女ともにメダルに届かず、TVの視聴率も6.7%と最近のスケート選手権では最悪の数字になったようです。大会前日の練習中にジャンプの着氷に失敗して足が変に曲がった場面を見た私はこんな思いに駆られます。目に力がなくやる気が失せている彼の表情に「全く生気が感じられなかった」のです。ジャンプ前に勢いをつけられないまま跳んだことも理由の一つなのでしょうが、メンタルに何か問題があった可能性が大きいと見ました。金メダリストの宿命であるモチベーションの迷いが彼を無気力にしたとすれば、心身ともに赤信号が灯る状態に、ピョンチャン五輪出場は果せるものでしょうか。一方、この大会に出場していなかった女子フィギュア界のホープ、本田真凜選手は「ポスト浅田真央」と言われてマスコミに脚光を浴びていますが、彼女もまた別の理由で五輪出場が危ぶまれています。2011年、彗星の如くスケート界に現れた本田選手は、そのルックスの良さから浅田真央選手に匹敵するアイドル的存在に成長しました。しかし肝心の実績がまだ追いついていないように見受けられます。昨年ジュニアで優勝した世界選手権(今年は総合2位)だけでは五輪のエントリーは難しいとのこと。シニアで優勝することが必要最低条件になるのでしょうが、これも五輪までに大会数が満足に残っていないようです。メダルを獲る前にCM出演している本田選手ですが、本業で成果が上がる前にスポンサーを付けて企画を立てている芸能事務所とTVメディアは「何があっても五輪に出場させる」とドーピングまがいのギミック(本田ありき)を画策しているのでしょうか?彼らにとっては死活問題でも、日本スケート協会は、16歳になった少女の将来をちゃんと案じてあげないといけません。読売新聞アンバサダー CM。
https://www.youtube.com/watch?v=dEgrnlye_1M
2017年11月15日 14:54