株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

年賀状、投函日間違えたら10円の罰金？

結局今年も年賀状をだすことに決めた私ですが、6日の神戸新聞電子版の記事に溜息が漏れて仕方ありません。「年賀状、投函日に注意」のキャプション（見出し）はネットの中でも地味なニュースでしたが、記事の中身はこうです。「ハガキが6月に52円から62円に値上げされたことを受け、2018年の年賀状を出すには注意が必要。投函する時期が早すぎても遅すぎても10円の「料金不足」が生じ、戻ってくるか、送り先が不足分を請求される事態となる」とはどういうことでしょうか。年賀はがきが従来の52円で送れるのは「12月15日～来年1月7日」投函分だけで、その前後に投函された52円の年賀ハガキは、通常のハガキとして取り扱われ、結果10円不足となり、差出人又は送り先に戻るか請求されるのだそうです。その理由を日本郵便が説明しているのですが、内容はガチガチの役所目線で噴飯そのもの。「日本郵便は収益低迷などを理由に6月、ハガキの郵便料金を10円上げたが、年賀ハガキに関しては「一定期間＜正月＞」にまとめて配達（人件費の抑制）できることから」だなんて、まさに恣意的で虫のいい話です。さらに問題なのは、52円の年賀ハガキを送れる期間が限定されている事でしょう。「じゃあ寒中見舞いを出す場合は10円分の切手を貼らなきゃダメなわけ？」これは私にとって大きな事件です。いやはや何とも面倒な年賀状事情に「やっぱり今年で年賀状は終わらせよう」政府は日本の伝統文化を自らの愚策で潰してしまうことが分からないのでしょうか。国民を愚弄したネガティブ発想に、時代錯誤の栄誉を授けたいと思うのでした。来たる2018年は、日本の文化や伝統が破壊されるエポックメイキングな年になることを予感させます。年賀ハガキ発売、投函日は注意しましょう。https://www.youtube.com/watch?v=nD75pN0HPD8

ヤンキース新監督は松井じゃないんだ

日本ハム大谷選手から入団の意思がないことを告げられたニューヨークヤンキースですが、4日、チームの新監督がアーロン･ブーン氏に決定したと発表しました。アーロン･ブーンと言えば、2003年松井秀喜が入団した年のアメリカンリーグ優勝決定戦でサヨナラホームランをかっ飛ばした三塁手。レッドソックスとは最終戦までもつれこむ死闘で、松井がホームに滑り込んだ際の鬼の形相は未だに脳裏をよぎります。第7戦も9階では決着がつかず延長となり、どこで点が入るのか分からない展開でしたが、意外（失礼）にもその年の途中にナショナルリーグのレッズから移籍してきたブーンがホームランで決めるなんて誰も予想していませんでした。2020年までの3年契約で監督契約したブーンですが、松井にも少しばかりの目があったのではと連想させるような人選です。ブーン氏はこれまでコーチ、監督の経験はないようですが、父親がMLBの監督経験者です。名門ヤンキースでもこのような大抜擢人事が行われることに合理と寛容を思わずにいられません。因みに彼は松井と同じ弱冠44歳、手腕は誰もわかりません。2003年サヨナラホームランでリーグ優勝。松井とも抱き合うブーン。https://www.youtube.com/watch?v=sPRmFjU3nMA

和牛ではなかったM-1優勝

『M-1グランプリ2017』昨夜行われた決勝の結果に「馴染めない」後味の悪さは否めません。今年で13回目を迎える吉本興業主催の漫才コンクール。通称『M-1』は2001年から2010年までと2015年から、毎年12月に開催されているお笑いのメジャー登竜門とされていますが、今年のグランプリ決勝進出三組の漫才を見た限り、甲乙はハッキリしていました。決勝のトップバッター「とろサーモン」2番目の「ミキ」そして最後を飾った「和牛」それぞれの漫才は標準を超えたものでしたが、漫才の観点からみれば「和牛」が他の2組を完全に圧倒していました。「とろサーモン」のネタは石焼き芋でしたが、前半の分かりにくさは観客のリアクションの薄さに気づいた二人の焦りだったように思えましたし、2組目の「ミキ」は漫才の醍醐味は満点に近いのですが、ネタが以前に聞いた映画のテーマ音楽もので、手堅く行こうとしたのが裏目に出た印象です。最後に登場したのは前年の準優勝コンビ「和牛」でしたが、ファーストラウンドで1位になったネタよりもさらに面白いコンセプトを持ち込みました。旅館の仲居さんと意地悪い客との掛け合いは互いの深層心理をうまく表現し、SNSの現代を象徴するようなオチも入れ込んだ“老若男女”いずれの客層にも受ける秀逸な漫才に、彼らの自信と確信を感じさせました。こうした審査漫才は「今風なネタの面白さ」と「ボケとツッコミ」の間合い、そして「役者を凌駕する」ほど上手に役柄を演じる、この3点をトータライズして審査しなければ視聴者のオーソライズは得られないでしょう。栄冠を手にすべきだったのは「和牛」でした。M-1グランプリ決勝 和牛。https://www.youtube.com/watch?v=YqauH8_yxWU

パドレスなら大谷は成功する？

ポスティングシステムでメジャー移籍を希望している日本ハムの大谷翔平選手（23）。どうやら彼に袖にされた球団は、ヤンキース以下8球団以上になったことが3日明らかになりました。現時点でマリナーズ、ジャイアンツ、パドレスの3球団が残ったとの報道までは良かったのですが、彼の「西海岸で中小規模の都市に本拠地を置く球団を希望」していることがハッキリしたのであれば、今日にでも決めて発表するべきでしょう。争奪戦などと日本のスポーツマスコミがはやし立てたからかは分かりませんが、MLBにとってみれば大きな迷惑話でしょうし、メジャーの選手たち、とくにFAを取得した選手たちを預かっている代理人たちからすれば堪らないビジネスです。西海岸で中小規模の都市であればサンディエゴ･パドレスが当てはまるのですが、どうでしょうか。MLBナショナルリーグ西地区所属のプロ野球チームで、本拠地はカリフォルニア州サンディエゴにあるペトコ・パーク。因みにナショナルリーグは指名打者制のないリーグです。パドレスの本拠地Petco Park 。https://www.youtube.com/watch?v=_SKqhyzrHT8

海老蔵とのバカンス

フリーアナウンサーの小林麻耶さん（38）の行動がネット上で批判されています。ハワイへバカンス旅行中の市川海老蔵ファミリーに小林麻央さん（享年34）の姉である麻耶さんが帯同している事に疑問が向けられ炎上状態。6月に妹が他界したあとの2度目のハワイ旅行は、流石に歌舞伎界がグローバリズムの世界にあっても許されない行為と判断されているようです。こうなってしまえば、麻耶さんは自身のブログを削除し、正式に芸能界を引退した方がスッキリ妹との約束が果たせるのではないでしょうか。歌舞伎界も2019年に予定する、成田屋13代目團十郎の襲名披露の段取りに「妻」がいない事には格好がつきません。小林麻耶、復帰会見 出版記念ハイタッチ会。https://www.youtube.com/watch?v=Vzjj0UdIDJ0

インフルはワクチン確保が最優先じゃない？

１日、厚生労働省はインフルエンザが流行入りしたと発表しました。11月20～26日の１週間で、定点観測している医療機関の患者数が１施設あたり1.47人となり、流行期入りの目安とされる「１人」を超えたことを受けてのものですが、都道府県別では沖縄県が4.88人で最も多く、長崎県（4.47人）、愛媛県（3.39人）、宮崎県（3.20人）と続いているそうです。心配なのが、2017年度のインフルエンザワクチンの供給予定量は2634万本で、16年度の推計使用量2642万本を下回っていることですが、厚労省は現状の罹患期を発表するよりも、ワクチンの確保を1日でも早く発表して国民を安心させることでしょう。毎度のことですが、縦割り行政の不埒な行いに「利と欲」が限りなく絡まっている方を報じた方が宜しいのではないでしょうか。インフル流行入り。https://www.youtube.com/watch?v=V0s9jKeW85c

白鵬の発言だった「貴乃花のもとでは相撲できない」

日本相撲協会が28日に八角理事長が暴力防止に向けて講話した際、横綱白鵬が「貴乃花巡業部長のもとでは冬巡業に参加できない」などと発言したことが関係者によって明らかにされました。これは大相撲の歴史始まって以来の大失態で、相撲協会と各相撲部屋とのガバナンスが全く機能していないことを露呈するとともに、白鵬自らが横綱の品格を貶めることにより、件の暴行事件がそれだけではないことを公然と示唆したのです。大きな軋轢を生むことになる協会と親方批判は、世間からモンゴル力士の印象をさらに悪くさせ、只でさえ組織運営を問題視されている相撲協会は、公益財団法人の資格をはく奪される窮地に追い込まれる最悪の事態に発展しました。日本相撲協会とモンゴル力士との溝は深まるばかりです。八角理事長講話の後に横綱白鵬が貴乃花親方を批判。https://www.youtube.com/watch?v=_RMhfLwc55U

籠池夫妻、拘留5カ月目の怪

12月9日まで開かれる国会ですが、森友学園の国有地がゴミの撤去費用などとして、約8億2000万円値引きされて売却されたことの根拠になる「値引き額の算定方法」が予算委員会のクライマックスを迎えています。私たちは、ニュースやNHKのダイジェストでその質疑を確認することが出来ますが、件の籠池氏夫妻はどうしているのでしょうか。森友学園の前理事長、籠池泰典（64）と妻の諄子（61）被告は、学園の国有地払下げ問題で詐欺罪に問われ、７月末に逮捕されて以降、4カ月近く大阪拘置所に勾留（家族とも接見禁止？）されたままです。弁護人が20日、籠池氏の「早く出たい」との意向を受けて、大阪地裁に保釈を請求しましたが、22日に却下されたと毎日新聞の電子版が報じました。長くて3週間から4週間程度で保釈されるのが常識だと思うのだけど、詐欺の容疑で4か月以上の拘留に大きな政治的意図を感じずにいられません。今国会が終了するまでの辛抱だと思うのですが、たぶん本人たちの年齢を考慮すればそろそろ限界でしょう。大阪地裁 籠池夫妻の保釈を認めず。https://www.youtube.com/watch?v=3lKUirguxls

小池都知事 全然懲りないシンガポール訪問

希望の党代表の座を降りて間もない小池都知事ですが、党が目指した3つの理念や12のゼロ公約、それにともなう党の規約を有権者から否定され、政党の公金も収支が心細い内容に、担当の側近夫婦もやり繰りに一考が必要でしょう。それこそ“さらさら”そのことに興味も関心も失せた小池氏ですが、50議席そこそこの「希望の党」や素人だらけの議員の集まりである「都民ファーストの会」は当初の目論見と違う面子だらけで、ただただ小池氏にとっては重荷なだけでしよう。かといって環境整備担当であった側近若狭氏もいない中で、放ったらかす訳にもいかない状況に次の一手が掴めません。そんな中、シンガポールを訪問した小池都知事の印象を深めたのが、知事の標榜している「金融都市」が東京より先行していた事でした。法人税の優遇やITを使った金融サービス（フィンテック）を進めている国に羨望と畏敬を感じたことでしょう。ただ、シンガポールも東京と同じ少子化の数値は1.2前後なのだそうで、似たような課題に小池氏の心の内はさらに「ここは我先に」の思いを強くしたはずです。「安倍晋三首相が『国難』と位置付ける少子高齢化に対して、首都・東京が担うべき役割は少なくない」小池都知事は訪問の締めくくりをこう結んでいますが、1年前に自民党に所属していながら東京都知事選挙に出馬し当選（後に離党）、さらに今夏の東京都議会議員選挙では自民党を過半数割れに追い込み、10月の衆議院選挙に至っては、民進党を分裂させて自民党と政権選択選挙を争ったのに、今度は自民党政治を批判した安倍政権にすり寄った文言です。政界や安倍首相が表面的に手を結んでも、東京都民がサジを投げたことを分かっていません。自らが茶々を入れた、豊洲築地市場と東京オリ･パラの遅延状況を進捗させるために都民の血税が使われることを、この後大きく報道されることでしょう。小池都知事の行政処理能力の無さを、金で解決させようとする団体が声高に叫び始めています。豊洲入札不調https://www.youtube.com/watch?v=wfBme1O1OxQ

クロマティ以来のバンザイ強要

優勝力士が観客に万歳をさせた光景を今まで見たことがなかった私は、九州場所の観客の素直さに驚くばかりです。白鵬のその強さに敬服して「させられた」のだと思いたいこの万歳三唱を「ドキッ」として見たTV観戦者や関係者は多かったのではないでしょうか。ネットの反応も「膿を出すのは白鵬ではない」や「白鵬が場所中に言ったことは真実じゃなかったのか？」などと正反対の反応に歯がゆい思いをするのは当事者だけではないでしょう。日馬富士の暴行を事件にしたのは貴乃花親方でしたが、力士同士の諍いや暴行騒動などは昭和の時代から普通にあったのです。只、今と大きく違うのは「手加減」できる者同士の内輪の揉め事を、周囲（協会も含めて）が適切な手段で和解させていたせいで表沙汰にはならなかっただけです。貴乃花は現役時代から先代の相撲道を真摯に守り抜いた横綱であったと想像できます。引退して親方になってからは自らの部屋にモンゴル力士を迎えて日本の相撲道を教えていたことでしょう。しかし先達のモンゴル力士が場所ごとに起こす問題は徐々に角界全体に悪影響をもたらせます。件の事件が自分の部屋の力士に降りかかった事態に対して、協会の要職にある自身の立場を越えての強硬手段に討死も覚悟の上なのかもしれませんが、関係者にとっては死活問題です。多勢に無勢の狭間に起きた事件と見たマスコミは、両国間の関係を鑑みながら慎重に落としどころを探さなくてはならなくなりました。よくプロレスと比較される大相撲ですが、相撲協会が空中分解しないように文科省と所轄官庁、並びにNHKと全国各地にある巡業先招聘元が「国技」（昭和41年文部省から国技認可）である大相撲を支えなくてはいけません。白鵬 優勝インタビュー 観客と万歳三唱。https://www.youtube.com/watch?v=shOR5iqMVC0　巨人クロマティ、敬遠ボール打ってサヨナラ。https://www.youtube.com/watch?v=wzefN_-Fbi0