日本ハム中田 翔という選手
打率.216厘・16本塁打・67打点。これはNPBパ・リーグに所属している北海道日本ハムファイターズの1塁手である中田 翔選手の今季の成績です。この数字を先日メジャー挑戦を発表した大谷翔平投手兼外野手の打撃成績に当てはめれば「二刀流を考慮すれば最高の成績」となるのでしょうが、WBCの後遺症に悩まされた部分を差し引いても主軸には程遠い成績で終わったことに暗雲が立ち込めました。先月行われたドラフト1位での早実 清宮選手指名は、中田選手の立場を脅かすに十分だとスポーツ紙が報じましたが、奇しくも今年は、国内FA権を取得できた年で、中田選手を欲しい球団は複数あったはずですが、ここに来て自身残留する方針を固めたことが明らかになりました。2007年、大阪桐蔭高校からドラフト1位(4球団指名)で日本ハムに入団した中田選手は2011年のシーズンからレギュラーを獲得して主軸を任されましたが、そのバッティングフォームに問題がある(タイミングを足上げでとる)のか安定した成績を残せないで(9年間の平均打率.252厘)います。今シーズン、期待された日本ハムでしたが、大谷選手の怪我もあったことからチームは優勝はおろか、まさかの最下位に沈んだのです。しかも球団は二刀流の大谷選手を来シーズンMLBに手放す決定をしました。この緊急事態を救うのがドラフトで獲得した清宮選手であることは自明ですが、肝心の中田選手とポジションが被ることに日本のスポーツマスコミは興味と関心を募らせていたのです。FA権利を行使してほしかったのが球団の本音でしょうが「8000万円の年俸ダウン提示を飲んで残留」と電子版は報じました。中田 翔選手。
https://www.youtube.com/watch?v=rJ0ZPSLg1gE
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