株式会社 津幡石油        (tsubata sekiyu)

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The Lyrical Times

さよならオッチャン市長

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「誤解を招くような不用意な発言で世間をお騒がせし、全国各地からたくさんのお叱りをいただき、改めて事の重大さを痛感した」いよいよ昭和のマインドが消えようとする事態が起きました。福岡県飯塚市長と副市長の賭けマージャン事件は、全国民ほとんどのNO反応に当事者たちが一番驚いての修正会見なのだと察するのですが、正直バカの極みです。この私も昭和生まれの人間として学生時代はマージャンも遊びの一つとして毎日のようにやっていました。テンイチからテンピンまで経験した賭けマージャンも賭博罪に抵触することは百も承知でした。反省を込めて言うと1970年代から80年代当時の日本は緩い社会で、「いいじゃないか」という空気が半ば常識化していたのです。しかし、平成も21世紀になり世はインターネット時代、最初の記者会見とは180度正反対となった冒頭の釈明内容は、情けなさすぎて言葉もありません。私が一番憤りを感じるのは、賭けマージャンの原資が市長と副市長の給料から捻出されているだろうということです。つまり、県民市民の税金が公然と賭け事に使われたことです。最早、昭和生まれ昭和育ちの常識や発想、通念が現代社会に通用しなくなったのだと認識すべきで、この市長や副市長と同じマインドの日本人たちがリタイヤする時期に来たのです。特に地方の行政機関はこの飯塚市長とほぼ同じ通念でしょうから、日常の生活を含めたあり方を見直しておかないと、今年流行した芸能界のゲス話が、来年早々全国の自治体と首長に感染することになります。公務員の実態を暴露する狼煙が上りだしました。https://www.youtube.com/watch?v=yaPZPqgrmwE
2016年12月26日 15:25 |コメント|

TOM FORDとの出会い

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人間にはすべからずONとOFFがあります。生活のリズムには絶対に必要不可欠なONとOFFも極端すぎるとシンドくなります。この私は遥か昔からONOFFをはっきり意識した生き方をしてきました。特に顕著に表れるのが服装で、ON(ビジネス)で着るのはスーツですが、出来るだけリアルタイムなセンスにするため、買う店は東京渋谷にある行きつけのスーツ屋さんと決めています。今では、仲良くさせていただいているお店の人と子供の話まで出来るような関係になりました。先日もスーツを新調するためにお店で試着したのですが「随分お痩せになられましたね」なんと嬉しい言葉ではありませんか。「そうですか、分かりますか」「だってパンツがベストサイズで直す必要がありません。ダイエットですか?」「今年から玄米食にして野菜中心の生活ですよ」彼とは多分同世代だと想像する私は続けます。「お蔭でスーツのメーカーを考えなくてもよくなりました」彼が出してきた2着目のスーツに袖を通すとナイスな感じを得た私は「パンツを履いてもいい?」今まで履けていなかったメーカーのものだっただけに、会話が弾んだのも無理ない事でした。一方OFF(プライベート)ではここだけの話、極端にルーズで汚い格好になる私。破れたジーンズや古着屋で見つけてきた革ジャンやトレンチコート、インナーのシャツもヨレヨレが好みで、まともなロケーション、オフィシャルな場所には到底行けませんし、ONの私を知っている方には同じ人物には見えないでしょう。それほど極端な服装の違いに我ながら呆れてしまうのですが、それをしないと会社にも行けませんし、プライベートも充実しません。世に「ドレスコード」という言葉がありますが、私の小さな夢の一つであるコードレスな生活は一体いつになれば叶うのでしょう。TOMFORD CM。https://www.youtube.com/watch?v=zsXIDZ-hsW0
2016年12月22日 15:22 |コメント|

離婚から一番遠い男

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10日に行われた「スタジオDEカンパイ」とする忘年会が始まる3時間前、私は品川駅の改札口で待ち合わせの相手を探していました。やはり大学時代のクラスメートで、地元東京出身の彼とは25年ぶりの再会です。後ろを振り返ると衝立の向こうに彼がいるではないですか。「おい、なんだそこにいたのか」「やぁ久しぶり」25年前と変らない声にお互い笑みが浮かびます。再会の握手をするやいなや、2人は人混みにもまれながら緩やかな坂道を歩きます。「大分偉くなった?」私の問いかけに「もうヒラだよ」彼の笑いの混じった言葉は雑踏にかき消されて、よく聞こえないうちにレストランの扉の前に着いた私たち。中に入ると席が空いてなく待つことになったのですが、この間の会話がその日一番の衝撃となるのです。「俺、離婚したんだよ」彼は仕方なそうに切り出した自らの離婚話に信じられない思いの私は「俺にあってもお前には絶対にない話だ」「俺も自分でそう思っている」彼は戸惑った表情のまま遠い視線になります。言い出した方が奥さんと聞いて私は二度びっくり。店内は土曜の午後だからでしょうか、どの顔も楽しそうな会話が満ち溢れている中で、私たち2人はロダンになってしまいました。ほどなく店員に導かれた私たちは椅子に座ると顔を見合わせます。「メシ食ってないよね」「ウン、お前と一緒でいいよ。あとビール飲まない?」意外なリクエストです。「まだ午後3時だよ」「いいじゃん。俺はビールを飲むよ」そういう彼の大学時代を思い返してみるのですが、昼間からビールを飲むタイプではありません。きっと10年以上に及んだ夫婦の諍いの間に培われていったのでしょう。彼はロケットビル(日本電気本社ビルの通称)で仕事をしていた私たちのクラスの中でもエリートで、波瀾万丈とは縁遠い堅実な人生を歩む、離婚から一番遠い性格の男でした。「これからどうする?」「子供達も成人したし、もう新しい気持ちで生きていくつもりだ」その言葉に悔しさが滲んでいる事を私は見逃しません。「新しい出会いがあるかもよ」私の言葉には答えずにビールを飲み干すと「ギターまたやり始めたんだって?ブログ見たよ」彼は私のことを気にしてくれていたのです。「曲書き始めたのか?」「50過ぎて詩曲がスンナリ書けるか?」逆に問い直す私。お互いに頷くと、その後は大学時代のバンド話に花を咲かせたのですが、予定の時間を大きく過ぎます。「ゴメン、これから新宿で忘年会だ」「そうか、また会おうよ」店を出た私たちは駅に向かいます。会う前とは雲泥の差になった2人の足音は、駅の雑踏にかき消されていきます。「新郎新婦の入場です」彼の結婚披露宴が私の司会で行われたことも、今となっては話せない昔話になりました。大都会東京の刹那は今も昔もラビリンスなのです。https://www.youtube.com/watch?v=gPvTqBWqYF4
2016年12月21日 16:20 |コメント|

1950年代のコピーメイク

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ハイビジョンテレビのサイズを上手に使っているCMの中で、特に秀逸に感じているのがUQモバイルの作品です。ピンクレディの「UFO」の楽曲にのせて、深田恭子、多部未華子、永野芽郁の3人姉妹が、バロック調衣装や、ヘップバーン映画を彷彿とさせる美術を背景にしたシュールなトークは、撮影と編集技術の向上で奥行きのあるアバンギャルド的なCM映像に仕上がりました。演出家とプロデューサー、そしてアートディレクターの手腕によるところが大きいのですが、演じる3人のメイクも1950年代を意識した立体感のあるコピーメイクに、このCMコンセプトの充実度が伺えます。私の勝手な思いで言うと、企画したプランナーとクライアントの趣味が一致した作品で、世代を超えて視聴できるCMの一つとして、今の私の「イチオシ」といえます。出演者では、多部未華子のバロック感がナイスマッチです。
2016年12月20日 14:06 |コメント|

海賊はパイレーツにならない

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「海賊とよばれた男」をやっと観に行けた私。2時間以上の映画が少し長く感じたのは内容が散漫だったせいでしょうか。2時間少々の時間でモデルの人間の半生記を描くのにはちょっと無理がありました。山崎豊子の小説の中に「不毛地帯」がありますが、これも映画よりテレビシリーズの方が主人公の半生記を描くのには適していました。ストーリーに入っていけないもどかしさは、日本の男の一番光っていた時代をスピンオフだらけにしたことです。じっくりと昭和の男の生きざまを描いてほしかった。深みが足らないことをファーストシーンで分かってしまった私は、この映画に昭和の匂いがしないことを企画製作幹事の日本テレビ放送網がどのように判断したのか興味を持ちます。ラストシーンが企業のVPみたいなノリになってしまったことを残念に思うのと、半生記ものを映画化する際の条件の厳しさに、日本の商業映画文化の限界を感じるのでした。海賊は海賊でも「パイレーツ・オブ・カリビアン」のような訳にはいきません。https://www.youtube.com/watch?v=D9emnxN_SSM
2016年12月19日 16:49 |コメント|

さよならジャパンOLD

先ずタイトルがナイスです。18日の日曜日にフジテレビが放送予定の番組「FNN重大ニュースさよならジャパンOLD」この中で、富山市議13人が辞職することに発展した政務活動費の問題が取り上げられているのですが、現象面よりも本質的な問題を当事者が全く理解していないことに徒労感が滲みます。こんな情けない人間が議員だったなんて怒りの矛先をどこに持っていけばいいのでしょう。ある市議は先祖代々からの議員一家なのだそうですが、記者の質問に情緒論ばかりを主張していて話になりません。昭和の頃なら理解されたことも、平成の21世紀には全く通用しません。終いには気の毒になるのですが、そんな人間が市政を運営していたなんて富山県の名折れ話で、税金は不勉強で努力のしない前世期の遺物に投入されていたのでした。2017年の来年は、AI(人工知能)社会に移り変わる日本の中で、経済の格差は現在より大きく断層化していくのだそうです。最早、昔のような一億総中流社会は甦ることなく、歴史の一コマとして書き記されるだけで終わりそう。
2016年12月16日 18:35 |コメント|

おでんをツンツンする異邦人

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昨夜半に降り始めた雪は今朝には10㎝程度の積雪となったのですが、大きな事故がないまま週末を迎えられるでしょうか。さて、最近では動画投稿ばやりで、かのNHKでもニュースの中で投稿コーナーが存在するユーチューブにおいて、おもしろ動画も多い反面それが元で仕事をなくす人や酷い時には逮捕されるまでに発展することがあります。先日のコンビニ「おでんツンツン」事件等はその典型なのですが、ネット炎上事件自体は2011年ごろから多発していました。2013年に世間を騒がせた一連のコンビニエンスストアの従業員がアイスクリームの冷凍ケースに入った写真投稿、宅配ピザ店員がピザ生地で顔面を覆った写真を投稿など、投稿事件はスマホの普及によって大きく様変わりします。カメラは高性能になり、動画として簡単に録画できるようになったネット投稿内容はさらなる過激を呼び寄せ、社会通念を失墜させるような暴挙に等しい犯罪行為にエスカレートしました。過去の投稿によって、その投稿者の後の人生がどうなったのかが分からないのでしょうか。日本はその社会全体で国民の常識を形作ってきたはずなのに、今、そこから大きく逸脱する輩がドンドン増殖しています。日本の文化は世界に誇れるもの、それを著しく傷つける行為は許す訳にはいきません。https://www.youtube.com/watch?v=3ApU7D6O3vg
2016年12月16日 17:49 |コメント|

ウーバー「出前始めました」 

配車ノウハウを生かしたサービスは、人間のあり方をも変えてしまう未来のカタチ。
2016年12月15日 12:45 |コメント|

ウーバーイーツって知ってる?

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悔しい思いを素早く解決するのが私の信条。9月28日の日経電子版を見返してみました。「配車アプリ大手の米ウーバー・テクノロジーズは28日、飲食店の料理宅配サービス「ウーバーイーツ」を29日に日本で始めると発表した」IT企業がプレスに対してリリースする内容は把握しておかないといけないのに自身のボンクラさに呆れます。ウーバー(UBER)とは、アメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリなのです。私の住んでいる地域でアプリを試したところ「該当者がありません」との回答に悲しくなりながらも「新幹線が止まる駅なら大丈夫かな」と駅名を入力してみるのですがやはり「該当なし」です。件の記事を具体的に紹介すると「ウーバーが仲介し、配達員として登録する一般の人が料理を届ける。消費者は自宅や職場で気軽に飲食店の料理を楽しめる。」これから察するに、日本海側でのサービスが充実するのはまだ遠い先の話になるでしょう。それはそうです、東京と地方ではその絶対数(ヒト・モノ・カネ)が何十倍も違うのと、既存を変えようとする意気込みが天と地ほどの違いなのですから。東京都知事の小池氏が標榜する「東京大改革」が1日でも早く規制をぶち壊してくれる日を待ちましょう。もう一つ、エア・ビーアンドビー(Airbnb)とは、宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイト。こちらのアプリもダウンロードして試してみたところ、非常に充実した素晴らしいサイトに驚きです。日本では、インターネット上で民泊を仲介するプラットフォームの役割を担っており、インバウンドである訪日外国人旅行者にとっては欠かすことのできないアイテムでしょう。「お寺で3泊の修行」なんて外国人にとっては垂涎の別世界を体験できます。日本っていいなぁ。
2016年12月15日 12:41 |コメント|

百合子コールは逆効果

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小池都知事が主宰する「希望の塾」第3回講義が品川のグランドプリンスホテル新高輪で行われたのですが、漸くスタメンの一人である「改革の塊」竹中平蔵氏が講義されました。塾長である小池知事の挨拶も、その一歩踏み込んだメッセージは「鳥の目」「虫の目」「魚の目」を元にした志の話で、希望を抱かせるのと同時に生半可な気持ちではダメよと諭します。選挙の話についても「現実を踏まえた実践的な即戦力」とする議員又は立候補者の後押しをしますと明言しました。終了後の囲み取材に対しても「来年夏の東京都議選に、塾生の中から候補者を選抜、擁立する」意向を述べたのです。しかし如何せん時間が足りないどころか、追加募集した塾生900人も入れると約4000人の巨大集団をどんな方法で選別、取捨していくのかが何一つ示されていません。「選挙区の地域事情の分析が必要だ。その中で、当選の確率が高いのはどなたか。ほかの顔ぶれ、調整はできるのか。複数の要素を合わせて考えたい」とした知事は塾生の中に野党議員がいることも承知なのでしょうが、彼らの出処を吟味する時間はあるのでしょうか。その前に4000人に及ぶ塾生との面接審査はするべきですし、ここに時間を費やす電通レベルのノウハウがないと応援団の結成はおろか、それ自体が雲散霧消することにもなりかねません。しかも「塾生ファースト」という大義を示す時だったのですが、小池知事が登壇する前に一部のミーハーもどきが「百合子」コールで会場をシラケさせたことはいただけません。真摯に向き合っている塾生には鼻持ちならなかったようで、小池ブレーンらしからぬ過剰な演出は勘違いと焦りからくるものでしょうか、勇み足に心配が募ります。
2016年12月14日 17:39 |コメント|

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