株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

チョットいいモノを楽しく買えないゾ

今年に入ってから日清食品の「スープヌードル」を気に入っている私。2006年3月から、バリューカップシリーズとして販売していたことなど全く知らなかったのですが、ライトよりもスープ感覚で食べられて、味と具材も従来のカップヌードルより薄味で小ぶりです。めん重量を50g (カップヌードルは65g) にしたバリユーシリーズは他にも「スープヌードルカレー」「スープヌードルシーフード」のトリロジーとして隠れた人気なのだそうですが、コンビニなどで手軽に買えないのが玉に瑕です。そのスープヌードルを定期購入していた、ECサイト「ロハコ」の親会社であるアスクルの物流センターで起きていた火災がようやく22日の朝に鎮火しました。火災現場が埼玉県だったため、西日本側にはあまり影響がないような報道もありましたが、在庫不備（売り切れ表示）やデリバリーの遅配は気になるところでした。私がロハコを利用しだしたのは2015年の1月頃でしたが、アマゾンや楽天とはコンセプトを異にしたサイトは一度利用すると定番になります。サイト利用者の利便性を損なわないためにも、１日でも早く火災の検証を行うべきですが、報道で指摘されていた倉庫に窓がないことより、火災中に噂になった屋根のソーラーパネル自体に問題がなかったか、建築基準法なども視野に入れなければいけません。スプリンクラーの設置や消火器の数などを含めた抜本的な検証が必要でしょう。通販事業の黒字転換を目前にしていた矢先に起きた火災はアスクルに大きな打撃を与えました。（LOHACOはアスクル株式会社が運営する一般消費者向けのネットショッピングサイト）アスクル漸く鎮火。https://www.youtube.com/watch?v=gxV-BKqgSgs

タモリカップとテレビマンの死

死去ネットというサイトをご存知でしょうか。ズバリその名称のとおり、追悼の言葉を伝えられるHPです。「命日の近い著名人」「最近亡くなった人」「今日が命日の人」「最近コメントがあった人」の4つに構成されたカテゴリーと、誕生年、没年、没年齢、生誕年、没後年、頭文字、命日、墓所霊園の9つに渡る窓口は分かり易く、作成者のデリカシーを十分に感じます。このサイトを知るきっかけになったのは、週刊誌「女性自身」の電子版記事でした。『タモリ「引退するから世界一周を」癌 逝去親友との涙の約束』と題された、タモリさんと共にあった金井尚史さん（享年56）という1人のテレビマンの死去にまつわるエピソードで、タモリさんの引退説が、金井さんの死に深い関係があるとした経緯は、2人の信頼関係が互いの人生観までを左右したことに、ある種の羨望さえ抱かせるのでした。記事を読み終えた私は、3月に一周忌を迎える大学時代の親友、中畑君を思います。現在岩手にいる阿部君を交えた3人は、今から37年前に東京府中で出会います。地方から上京した3人の中で、一番病気に縁遠かった男でしたが、病魔は私たちの願いをあざ笑うかのように彼を他界させました。儚い人間模様です。「死去ネット」http://sikyo.net/  タモリカップ2016富山大会 アンコール タモリ。https://www.youtube.com/watch?v=QMqX4kiiRSs

スーパーサラリーマン 左江内氏

毎週土曜日の夜は滅多にドラマなど見ない私ですが、偶然4chの「スーパーサラリーマン左江内氏」が目に飛び込みます。第1話から先週までの6話中、見損なった週は録画までしている自分に何が興味を持たせたのでしょうか。1話完結の話は、ストーリーがありそうでなさそうな展開に、時折見せる社会の風刺をこっそりフレーバーさせた最近珍しいスラップスティックドラマです。主人公がスーパーマンに程遠い冴えない解決は、嫌々正義するサラリーマンの刹那や家族愛をサラッと演出するナンセンスさがナイスです。小泉今日子さん扮する奥様が、主人公の堤真一さんに毒針つきの台詞を吐く場面は、内容や言い方がキツく感じるとのSNSの指摘も、その後のノリが変わらないところを見ると、これもナイスです。おもしろけれゃイイじゃんねー。原作は、藤子･F･不二雄氏の「中年スーパーマン左江内氏」。1977年9月から1978年10月まで漫画アクションに掲載されていたSF漫画で、当時受験生だった私は読んでいません。40年後のドラマ化は、それだけ作者に先見の明があったのか、漫画の大ファンが日本テレビにいたのかは定かではありませんが、18日に放送された第6話の平均視聴率が10.2％の大台に乗りました。何だかスゴイんじゃない？「スーパーサラリーマン左江内氏 ダンス」https://www.youtube.com/watch?v=rLyls7xboUg

TKT48（転勤族の妻）

安倍首相は2017年度末に待機児童をゼロにする政府目標について「残念ながら非常に厳しい状況になっているのは事実だ」と述べ、目標を達成するのは困難との認識に、東京ママたちの憂鬱がこれからも果てしなく続くのだと同情する私ですが、ココ掘れ的にいうなら「地方に来なよ地方に、それも日本海側の地方都市に来れば引く手数多（あまた）だ」でしょうか。私の二人の子供が卒園した幼稚園は2010年以降、募集をかけても定員割れで苦境にあるとの噂を耳にします。0歳から3歳までの期間、地方都市の幼保を利用できる仕組みにならないものでしょうか。それより、待機児童問題と関連性の高い企業の転勤問題の方に関心が向いた私。今朝のニュースで「転勤が働き方改革の障害」とする視点は、日本社会の名折れに聞こえて、心は「うむむ」です。3年ごとのリスタートは悪いことばかりではありません。TKT48という（47都道府県＋海外＝48）地域の転勤族の妻たちによる非営利型企画広報団体があることを最近知った私は、その主旨には賛同するものの、転勤妻たちの活動が地方の活性化にリンクしないことを知っています。地方独特の「しがらみ」が彼女らの発する異文化をシャットアウトするからです。受け入れる側がTKT48を応援する形になれば、女性の活躍社会は100倍飛躍すると思うんだけど「異邦人の異文化は迷惑で嫌」だなどと「しがらみ」お化けが女性たちの活躍を阻害しているようではエポックな未来は見えてきません。NEWS ZERO桐谷美鈴の特集。http://www.ntv.co.jp/zero/mygeneration/2016/11/post-131.html

診断書のお値段

京都府立医科大付属病院が暴力団組長の収監見送りを巡り、大阪高検などに虚偽の病状を記した回答書を提出したと報じられた事件ですが、ちょっと視点を変えて掘り下げてみました。確かに組長の収監見送りに協力した学長と、虚偽の診断書に同調した院長や事務長の罪は社会の影響を考えると、到底許せるものではありませんが、そもそもは府警OBの仲介（天下り癒着）がらみの事件です。常識では100％引き受けられない相談を学長が承諾した理由は何なのでしょう。特段の義理があったとは思えないこの関係を成立させたのは、カネの存在でしょうか。見方を変えた私が最も切なく思うのは、この病院が今後、厚労省や自治体から交付金補助金等の支援を受けられなくなることです。さらには銀行等の金融業界もこの病院をバックアップすることが出来ません。なぜなら融資の際に銀行側が「暴力団排除条項」に必要なサインを求めなければいけないからであり、「お客様が反社会的勢力に該当または関係していると判明した場合」や「お客様が自らまたは第三者を利用して暴力的な要求行為を行った場合」には、取引預金口座等の利用を停止し、通知したうえで解約できるとする厳しいルールの下で運用されているからで、融資している取引銀行はほどなくこの病院に出向くでしょう。大きな代償は、病院だけではない個人やその家族にも及ぶ万死に値する行為でした。「昭和のしがらみ」が現代にマッチしない事をこの事件は教えてくれます。組長“収監逃れ” 京都府立医大が虚偽診断書作成。https://www.youtube.com/watch?v=BhOqnDr0yfI

レジロボで人手不足は解消

これで接客の概念が消えるゾ

いよいよコンビニのレジが無人になりそうです。2025年までに、電子タグを利用した会計システムの中身をNHKが報じました。ローソンとパナソニックの共同作業による電子タグの情報を自動で読み取る「レジロボ」は、かごに入れたまま会計できるシステム、タグの経費が10円以下になれば普及に繋がるそう。地方は都会に比べて情けないほどに接客マインドが理解されていないので、1日でも早い導入を期待!!

バレンタインとLGBT

昔といっても私が高校大学時代は「バレンタイン･デー」といえば女子が男子に思いをこめてチョコを渡すのが慣例でした。時代は移ろいで、今は同姓または自分用にチョコを買うのだそうです。正直なところをいうと、10代から20代の男女間に恋愛感覚が乏しくなったことと、国内の人口減少に出生率の低下を深刻に受け止めたチョコレートメーカーとマスコミが、本来の趣旨を捻じ曲げて画策した現象です。取材に答えている20代とおぼしき男性が「自分ように買いに来ました」今度は年配女性です。「おいしいチョコは自分へのご褒美」さらに「友チョコ」は同姓に送るとする風潮にLGBTを理解する土壌を育むにはナイスな流れなのでしょう。家入レオ「チョコレート」https://www.youtube.com/watch?v=JGgvNybpMX8

NGワードのあるトーク番組

NHK「スタジオパークからこんにちは」の番組動向をしつこく追いかける私。13日の放送は司会に女優の高畑敦子さんが予定通り出演されたそうです。直接生放送は見ることが出来ませんでしたが、無難に番組は進行したようです。しかし、ここで問題視したいのは司会者にNGワードがあることです。特にトークが中心の番組ではゲストにはあっても司会者にないのが普通です。話が盛り上がる場面をコントロールするべき司会者に話せないワードがあるトーク番組を誰が見たいものですか。ゲストも自分が話す内容にNGワードがあるかどうかをチェックしながらの会話はさぞかしぎこちなかったでしょう。どうせ会話規制が敷かれているのなら、美術セットを取調室にかたどってトークしたら面白かったでしょうに。最早、地上波TVのトーク番組は限界です。番組も3月で終了。https://www.youtube.com/watch?v=nz9v57iCjRI

アル･ジャロウ他界

7度のグラミー賞に輝いたジャズシンガーのアル･ジャロウさんが2月12日朝、76歳の生涯を終えました。私がアル･ジャロウを知ったのは大学時代で、初めて聞いた歌声は口ずさむようなリズム＆ウィスパーでしたが、部門を越えてグラミー賞を獲得したユーティリティシンガーでした。数多い代表曲の中でもジョージ･ベンソンとアル･ジャロウによるコラボレーション・アルバム「Givin It Up」の中での「Breezin'」は二人の個性がケミストリーとなって世界を潤わせたのです。この私のiPodにもしっかり収まっているアル･ジャロウですが、奇しくも第59回グラミー賞授賞式の日に飛び込んできた訃報に、改めて合掌せずにはいられません。Al Jarreau dies at 76。CNNより。https://www.youtube.com/watch?v=Kjr_jaCkQLs