民進党を破壊した2人に贈る本
トランプ米国大統領初来日は、その娘で補佐官のイバンカ氏が事前に道筋をつけたからか、ほどなく無難に共同会見までこぎつけられました。両国首脳は金正恩の喉元にナイフを突きつけられたのでしょうか。そんなトランプ騒動の陰で、密かに?発表された政治家2人の言動にオブジェクションです。6日「希望では一兵卒として努力したい」と語り、民進党前代表の前原誠司氏(55)が希望の党に入党しました。前原氏は小池氏と共に民進、希望両党の合流を主導した中心人物でしたが、民進党側の全員を合流させられなかった責任を無所属選挙をすることで明確にし、京都2区において当選していました。しかし10日に代表選出する選挙を控えている希望にとっては、あまりにもナイスな前原氏の入党宣言に国民は徒労感を禁じ得ません。「ではあの合流騒動はなんだったのか」と訝る声は募る一方でしょうし、同じ民進党で希望の党公認申請に参加した玄葉光一郎氏のスタンスを(当分無所属で議員活動表明)学んだ方がいい。小池都知事とともに国家(選挙)騒乱罪で告発だなんて、どこからともなくブラックジョークが聞こえてきそうですが、一方これも常軌を逸した発表に言葉がありません。同じ6日、今選挙において僅差で勝利した愛知7区の山尾志桜里氏(43)の政策顧問に、弁護士の倉持麟太郎氏(34)が就任することが発表されたのです。憲法や安全保障問題で、政策の方向性が一致する倉持氏との連携が不可欠として山尾氏自身が決断したのだそうですが、あまりの恥知らずな判断に唖然とするのだけど、10万票を超す地元の支持に「禊は済んだ」と気をよくした性根の無いイヤらしいアヒル顔も、そのうちまた恥を晒します。哲学や価値観等も(プライベートも含めてか?)倉持弁護士と共有していると発言しているのですから、週刊文春はこの議員を今後も徹底的にマークするべきでしょう。「日本人のDNA崩壊か」この手の記事を目にするたびにベネディクトが書いた「菊と刀」を思うのでした。(菊と刀:日本文化を「恥の文化」として類型化した書で、日本人の恩や義理人情の問題、恥の意識などを分析した米国の文化人類学者、ルース・ベネディクトによって1946年に刊行)前原氏希望の党へ。
https://www.youtube.com/watch?v=tG6WXrjX0zw
コメント