「恋するふたり」Nick Lowe
日本中に鬱の病を撒き散らしている大雨のオバケは、北陸地方の雨雲レーダーを真っ赤にした今朝、浜松に住む大学時代のバンド仲間であるギタリストからFBメッセージが届きました。内容は『ニック・ロウの「恋するふたり」をコピーして、年末の「スタジオDeカンパイ」で演ってみないか』。ニック・ロウは英国のミュージシャンですが、ヒット曲「Cruel To Be Kind」(邦題「恋するふたり」)は、1979年の米国と英国でビルボード12位を記録した、バンド経験もあるシンガーソングライター。しかしながら、物心つく頃からあらゆるジャンルの音楽を聴いてきた私のディスコグラフィーに「ニック・ロウ」の名前は無かったのです。早速、彼が貼ったYouTubeを見ると、銀髪のニック・ロウが「Cruel To Be Kind」をアコギで弾き語っています。ピックなしの指弾きで歌うニックの姿は1979年当時のカッコよさには遠いのですが、なんと渋いシニアミュージシャンでしょう。2年前から参加させてもらっている年末の忘年会「スタジオDeカンパイ」ですが、私を誘ってくれた浜松のギタリストが、わざわざ私と同じ指弾きスタイルのミュージシャンをさがしてくれたのでしょうか。または何かの悪戯心からくるものなのでしょうか。大学時代から論理的な彼の事は知ってはいたものの「まさかなぁ」なんて考え過ぎるいつもの悪い癖が出ました。少しおこがましい話になったけれど、12月の新宿御苑スタジオで、私たち2人にニック・ロウの渋みが出せるでしょうか。Nick Lowe 「Cruel To Be Kind」。
https://www.youtube.com/watch?v=bovQQMXZwTo
コメント