転送装置はスマホの中
16日の日経電子版で「若者のフェイスブック離れ」が報じられました。SNSの間で、20代のフェイスブック利用率が2016年に前の年と比べ7ポイント減の55%、逆にツイッターの利用が60%と5ポイントのプラスとなったことに加え、インスタグラムが10~30代の女性から支持を受けている事も明らかになったそうです。総務省が7月に公表した調査によると、ツイッターは10~20代の男女に利用が集中しており、10代の61%が利用、フェイスブックは30~60代の利用率が上昇傾向にあり、40代は35%、50代も24%と高齢層に支持されているようです。インスタグラムは、20代女性の57%、30代女性の43%、10代女性の41%が利用しています。「インスタ映え」なんて言葉があるくらい女性に人気なのは、画像がいじれて「印象操作」が簡単に出来ることと、企業とのタイアップで収入が得られる可能性があることでしょう。一方ラインはどうかというと、20代が96%と最も高く、30代90%、10代79%、40代74%といずれの世代にも過不足なく利用されている事が分かりました。1対1の対話が基本で、使い方もシンプルなためだと指摘されていますが、何といっても気楽なのが一番でしょう。フェイスブック離れの主たる理由が、煩わしいとされた「友達クエスト」。フェイスブック最大の特徴がアダとなってしまっているようですが、この私は「メッセンジャー」という機能に注目しています。フェイスブック上の疎ましい「忖度」は無用で、静止画像や動画、シークレットなお知らせなどの文章を関係者間に転送信する際には非常に便利です。さらにラインはもっと手軽で、自作の楽曲を転送信しながらリアルタイムに相手とセッションできてしまう、まさに文明の利器とはこの事なのでしょう。私的に言うなら、今更ながらに「タイム・イズ・マネー」を実感中なのでした。スタートレック転送シーン。
https://www.youtube.com/watch?v=HxKJyeCRVek
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