KKKとトランプ家
米国のメディアがKKKを大々的に取り上げるなんて、どうしたのでしょうか。KKK(Ku Klux Klan)とはクー・クラックス・クランの頭文字をとった白人至上主義団体。1927年に起きたKKKメンバー約1000人と警察官約100人との衝突で逮捕された7人の中にトランプ氏の父親フレッド・トランプ氏が含まれていたという報道(トランプ大統領は否定)が選挙の最中に暴露されて、FOXテレビを中心とした各メディアがしつこく批判を展開していました。それほどまでにKKKの影響力は凄まじく、支援を得た構成員が州知事や最高裁判事、警察、軍部、さらには大統領にまでなっている事実を知る人はあまりいないのですが、支援を受けたとする第33代ハリー・トルーマンは、日本に原爆を落とした大統領として記憶されています。トランプ大統領がメキシコに壁をつくることを「バカげた話」という米国民の言葉に「それがバカげている」と思う私。トランプと同じ社長職にある一人(規模の違いを無視して下さい。)として思うのは、トランプ自身が「全ては交渉だ」とするビジネス社会の王道を堂々と歩いているだけに過ぎないのです。政治の経験がない社長大統領に対して、ビジネスの経験がない政治家や官僚が、旧来の経験や知識でトランプ政権と交渉しても「you are fired!!」お前は首だ!となって忽ち日米同盟も危うくなっては取り返しがつきません。とにかくイーブンに持ち込む交渉術を学ばなければ日本は不利益を被ることでしょう。石油業界に例えると、今までのセオリー(GS経営)を無視したマーケティングコンセプトで、国内の全GSがとても値付けできない原価不明のクソ安いガソリンを売りまくっている米国資本の商業施設「〇ストコ」セルフ店の横暴性が匹敵するでしょうか。メキシコのように不利な条件を突きつけられる前にネゴシエーター(社長経験者)を派遣した方がよさそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=-y0J7fG18vs
コメント