リンダ・ロンシュタットが、パーキンソン病にかかり、「もう歌えない」と2013年8月に発表してからもう3年が経ちました。兆候はその8年くらい前からあったらしく、「その時くらいから体が健康に戻ることはなかった」と語りました。パーキンソン病は50歳以降に発症することが多く、手足が震える、筋肉がこわばる、動作が遅くなる、歩きづらくなるなどで、徐々に症状が進行し、10数年後には寝たきりになる可能性もある難病ですが、脳内で減少したドーパミンを補充する薬物治療が主な治療方法だそうです。「パーキソン病にかかってしまったらみんな歌えなくなるの」「どんなに頑張ってもね」とインタビューに答えたリンダですが、私が彼女を初めて知ったのは高校生の頃でした。ラジオから流れてきた「悪いあなた」You're No Goodを聴いた瞬間の衝撃は今も忘れていません。彼女の唸る歌い方が好きで、その後の私自身に大きな影響を与えたリンダ・ロンシュタット、1970年代のウエストコーストで多くのミュージシャンに慕われた歌姫も現在70歳、雪の降る夜にFMから流れてきた彼女の特集を聴きながら、もう一度歌う姿が見たいなと思ったのでした。①https://www.youtube.com/watch?v=sBHJL_splYg ②https://www.youtube.com/watch?v=BarcIuIEsKk
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