仕事は「誰とするか」が大事
「与えられた中で、どこまで自分を向上させられるか、日々勉強しながら仕事に傾注することが大切」とする、今までの経験を結論づけて話す私の考えは浸透しません。地方の論理なのか文化なのかは分かりませんが、正社員とパートを採用する際の面接で、必ずと言っていいほど応募者が言う言葉があります。「お給料は最低○○万いただけますか?」この問いに答えを窮する私。仕事を薄っぺらく考えているのでしょうか、それとも特別な能力の持ち主だということを主張しているのでしょうか、とにかくこっちが腰を抜かすような展開は昔から変わりません。職業別に主張を言い換えている場合もあるでしょうが、履歴書と職歴書を机の上に置きながら面接をする私に対して「どんな事が出来るのかを主張する前に給料の話をするのはタブー」です。先ず私なら「御社のココに魅かれました。私のチカラが御社のチカラになるよう全力で仕事に臨み、自分を成長させたい」くらい言わないと先に進みません。仕事を生活の手段にするような考えではいつまでたっても人間性を高められないのですが、「いいえ、そんな面倒くさい事は考えません、とにかく仕事して稼ぎたいだけです。」では業界に入れても私と仕事は出来ません。人生において何より重視すべきなのは、どういう仕事をするかより、その仕事を誰とするのかが一番大切なのです。勿論その誰かは「感動経済」を実行できるだけのリスペクターでなければいけませんが。(自分の学習を妨げたたった一つのものは自分の受けた教育だ)アインシュタインの言葉。
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