株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

逆転の金と陛下のご心情

今朝のNHKはニュースがふっ飛ばされていました。リオ五輪の体操団体の種目演技が佳境に入っているのです。床のひねり王子こと、白井健三選手の演技が始まったところで、思わず見入ってしまう私。緊張感が画面から漂っています。実況のアナウンサーが絶叫に近い声で白井の演技を後追いし、解説者の応援調言葉が緊張しているものですから見る側も大変です。最後の着地は、ひねり過ぎの「シライ」で大歓声。得点が出るまでのインターバルの長さには噴飯ものでしたが、高得点が出た瞬間「勝ったな」私も思わず口に出します。そして最後はエースの内村選手が登場したのですが、表情に疲労と緊張が見受けられました。演技は流石にエースだけあって堂々としたほぼ完ぺきな演技。勝利を確信したのか、それとも終わったという安堵感からか、両ひざに手をついて大きく深呼吸した内村選手。彼は長らく日本の体操界をリードしてきたカリスマ的存在。金メダルが確定した瞬間の喜びは、とても言葉に出来ないでしょう。朝早くにTVから流れる「君が代」と日の丸に、傍らの日経新聞一面記事「生前退位」が微妙にオーバーラップしたのは単なる偶然でしょうか。金メダル床演技。https://www.youtube.com/watch?v=aG1tEZ_vIyQ