株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

世界の大運動会と言ってしまう感覚

この時期のオリンピック代表選手は慎重な調整を強いられているはずなのに、これはどうしたことでしょうか。リオ五輪女子マラソン代表の福士加代子選手が、右第４中足（薬指）の骨の炎症のため、調整の一環としてハーフマラソンの部にエントリーしていた26日の函館マラソンを欠場することが明らかになったのです。症状は軽いとの報道ですが、これで8月14日のメダル期待がしぼんでしまいました。この春に巻き起こったマラソン女子代表選考での一悶着は、記憶に残っている向きもあるでしょう。「これでリオは決まりだべ」としたビッグマウスは、リオ五輪に向けた最終調整の一番大事な部分をミスったようです。管理する監督の責任も重大ですが、22日に東京都内で行われた、「オメガ」主催の壮行会での登場の仕方がダメ押しの愚行として報道されました。足の薬指が炎症しているにもかかわらず、よりによってハイヒールを履いて登場したのです。何とも口あんぐりで、国民の期待を台無しにしたのは言うまでもありませんが、この人の慎重さに欠ける感覚や思考が前述の代表選考過程で、委員たちの「選定琴線」に触れていたのだとすれば「さもありなん」でしょう。https://www.youtube.com/watch?v=X8-c_KeUiU4