株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

醒めた部屋

2016年も半分過ぎました。この間に一体どれだけの騒動があったのでしょうか。多くの犠牲の上に成立している世界も終焉に向かっているように思えてなりません。毎日があっという間に終わるのもデジタルだけの故ではない、捉えたという手応えを得られません。何が足りないのでしょう。今年になってからの気持ちの変化は世界の気候変動をなぞっているようです。20代は一生懸命自らの夢を果たすために生きていました。30代はその夢のカタチが変わりましたが、新しい幹を膨らませるために生きていました。40代からは夢の土壌が大きく変わります。子育てという新しい夢と、生活の基盤が変わり、その違う文化を受け入れるために骨身を削って生きていました。そして50代も終盤に来て、生きる難しさをあらためて感じているのです。もう一度原点から生きていけるのなら、今度は失敗しないでうまく生きていきたい。スピルバーグにお願いして時空を変えられたなら、真っ先にしたいのは夢を持つ前に勇気を持ちたい、そしてどこで生まれようとも勇気さえあれば、どんな夢でも掴める強い意志に恵まれると思った瞬間、目が醒めました。「醒めた部屋」https://www.youtube.com/watch?v=IaoUd9hsWyg