都民の心のお白洲へ
その地位に就くということ、日本に47人しかいない知事職は崇高なリスペクトを持たれているはずの首長ですが、東京都で起きている「カネ」をめぐる混乱に、そのトップリーダーの疑念を暴くため、こんなに時間を費やさなければいけなくなった法律と倫理のズレに嫌気がさします。「見解の相違でした」として後から追徴金を払う脱税容疑の話だとか、万引きしたけど「カネを払えばいいのでしょう」といった展開になりそうな東京都知事疑惑。もうこれ「クソ話」になりそうで触れたくなくなりました。私の知るかつての東京は、「日本をリードしている」的な品格があり、その自覚もありました。今、東京都知事がまるで容疑者の如く鎮座する横で、弁護士が記者会見していますが、ダラダラと喋っている言い訳の日本語が聴こえるだけで、なんとも虚しく響く説明です。舛添さん、もうだめです。あなたは東京のリーダーではなくなった。都民の心のお白洲へ行きましょうね。
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