株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

ブレイクスルー･マン

7月10日の実施が色濃い国政選挙は、未だかつてないレベルの高いものになりそうです。ウルトラCになるのは、18歳の参政や衆参W選挙よりも東京都知事選挙でしょうか。先日行われた釈明会見に都民の9割以上が納得していない現状では、現知事による電撃の辞任発表は止むを得ずでしょう。それと並行して、あの橋下徹氏を都知事候補に推そうとする政府与党と自民党都連の思惑が滲み出しました。俯瞰で見れば政府にとってはこの上ない棚ボタ話です。消費増税を再度見送る政府のシナリオは、大きく方向転換せざる得ない状況の中で、オバマの「広島訪問」が一筋の光でしたが、橋下氏の政界復帰は日本の雰囲気を一気に変えるには十分で、本人の信条も首相に近いことは周知の事実なのですから、承諾さえ取れれば与党自民党が世間に与えるインパクトは計り知れません。七徳の武をもって天下を治める「天下布武（てんかふぶ）」の匂いが自然としてくるのは当然でしょう。対する野党の選挙対策は「壊滅」状態に近い様相です。シールズにしても他党との共闘にしても、芯のない鉛筆をいくら作った所で何も描けません。「青菜に塩」とはこのことです。橋下氏と首相がタッグすることになれば、それこそ昭和レジーム脱却を図れる又とないチャンスとなり、日本の再生がギリギリのタイミングで準備段階に入ったことを意味します。https://www.youtube.com/watch?v=iAGS7d2Z3rg