夢見て走れ
5月も中旬に差し掛かりましたが、本日は月曜日、新社会人の中にはブルーに感じている人がいても不思議ではありません。社会に過度な夢を期待していると5月病になる確率も高いだろうと思うのですが、現代社会は20世紀の頃と違って、フォローするNPOなりが充実しているからでしょうか、深刻な話は聞こえてきません。私が大学を卒業した1980年初頭の日本社会は不満があっても、はけ口になる先がほとんどありませんでした。仕事上のトラブルや、どうしても納得できない日の夜は、車で中央高速に入り、横浜横須賀道路までの間を歌い続けることでストレスを解消していた私の未来は、ある小さなきっかけで激変していきます。10代から育んでいた夢が、その後の自分をマスコミ業界に転職させ、会社まで興させ(1988年に音楽制作会社を起業)たのです。要は5月病も自分次第、仕事の責任を自覚させれば集中力が俄然芽生えて、ワーカホリック状態が人間そのものをアップグレードさせていきます。日常生活のONがONを呼び寄せて、脳内のドーパミン・セロトニン・エストロゲンが大量に分泌されて、気持ちよく仕事に向き合えるなんて素晴らしいことです。よく政治家や芸能人が、引退すると意外に早く他界するのは、天職を奪われたからでしょう。自分を見失わないように生きていくことは、至難の業ですが、私の場合、「諦めるものか」とする、もう一人の自分が身を助けたことは言うまでもありません。夢を叶える事ばかりが叫ばれますが、時を経ながらその形を変えていくのが「夢」の本質なのであって、それを育ませる勇気と努力が最も大切なのです。1987年公開の映画「ハワイアンドリーム」のCMですが、貴重な15秒です。
https://www.youtube.com/watch?v=SeKWHtBDqeM
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