謝罪会見は止まらない
三菱自動車が日産自動車の傘下に入ったとする報道に何故か驚きません。この数年間、常態化した感のある企業不正は、ニュースの原風景とさえなりました。謝罪会見の数は、外食品に始まりタイヤ業界、家電、家具、放送局、建築不動産、自動車関連、政治家、スポーツ(オリンピック含む)、幼児教育、新聞社、公務員、年金機構(厚労省)、中日本高速(国交省)、旅行社そして芸能界と、個人も含めれば、もうほとんどの業界の謝罪を目の当たりにしたのですから食傷にもなります。その多くは信頼関係を損ねた不正が主たる原因で、幹部重役が深々と頭を垂れる姿は日本的ではありますが、同情も勿体なさも感じませんし、庇うような内容でもありません。しっかり聞いてみると「私まで報告がなかった」とか「責任を痛感する」あとは「わかりません」や「事実関係を調査中」とか相変わらず嘘で固めた武装など、国民には通じていません。この私の謝罪に対する概念は≒普通に考えて辞することでしょうか。特に公的立場にあって、その頂点にポジショニングされた人間は、社会に与える影響も多大なのですから、即刻その任を辞さなければ下々の気持ちが収まりません。直近の三菱自動車の「データ不正」と東京都知事の「政治資金の流用」等は、世界から見て異常に映らないと可笑しいはずですが、さて、どんな報道で伝わっているのでしょうか。人様の手本となるべき公人と公器の腐敗に、中国を笑えない日本って情けなくない?野々村県議の謝罪会見。ユーチューブより。
https://www.youtube.com/watch?v=XspqP3fBsL4
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