株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

日本人の素晴らしさ

5月27日に米国大統領が広島を訪問します。広島県民の心に去来するものは計り知れません。2009年4月のプラハ演説で「核兵器なき世界」を提唱し、同年にノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領ですが、任期最後の大仕事に選んだ被爆地の訪問はエクセレントです。オバマが大統領に就任してからの日米間は、プラハ演説以降、被爆地に現職大統領を訪問させることで調整を図っていたのでしょう。最大の難関は世論を馴染ませることにあったのですが、米国議会側の反対意見よりも、米国の若者世代に「原爆投下は間違っていた」意見が増え始めてきた事情も背中を押しました。これで戦後70年の間にわだかまっていた国家間の棘の一つが抜けそうで、素直に嬉しく思う感情は特別なものがあります。冒頭の広島県民の指導者が「来てくれるだけでいいのです。謝罪とか補償とかは言わない」これが日本人の民族性なのだとすれば、被爆地の方々に同じ民族であることに誇りを感じるのと尊崇の念を捧げるもので、他国には真似（理解）のできない特別な「志を大切にする国」それが日本の素晴らしいところなのです。https://www.youtube.com/watch?v=z24gVo4D_cc