あの鐘を鳴らすのは誰?
雇われ社長も含んだ一流企業の経営者たちがTV取材に対して「租税回避が目的ではない」の決め台詞を異口同音で答えています。本日5月10日午前3時に例のパナマ文書が公表されたことを受けたものですが、この私が興味を寄せるのは「決め台詞」の言い方にあります。どの会社の経営者が「違う言い訳」を言えるのだろうか、「へえ~」と頷くようなベリーベストなエクスキューズが欲しいところです。お白洲では見え透いた嘘は通じないのですから、「潔くゲロしないかなあ~」なんてあり得ないかぁ・・・。企業もそうですが、芸能マスコミとスポーツ界はファンあってのものなので名前の挙がった人は大変です。この公表がこの後どのような展開と結末を見せるのかは、一重にメディア次第といえるでしょう。一方、別のお白洲に登場したゲス野郎が離婚を公表しました。こちらも俄かに大きな展開を迎えたようですが、人間の飽くなき興味は事の本質論に向かいそうで、芸能人であれ何であれ、当事者たちの本性が映し出されることで最終決着が迎えられれば結構なことです。どちらにしても「カネ」が生みだした名声と尊敬が崩壊寸前なのですから、受け入れる側の我々も気を引き締めてかからないとひどい目に遭います。残念なのは、このどっちつかずの不条理(筋道や道理)が、延々と未来へ続いていくことに誰も警鐘(カネちがい)を鳴らすことが出来ないことです。横山剣の「あの鐘を鳴らすのはあなた」
https://www.youtube.com/watch?v=F5RM3Cos2uw
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