びっくりぽんの「もう次はない」発言
2016年1月からの政官財+芸能スキャンダルの洪水は止まることなく溢れ続けています。この日本の世の中が破壊させられるような空気はどこから来るのでしょう。昨日に至っては不倫騒動を起こしながらも、都内のホテルで「囲む会」を強行開催した、当事者と伴侶が共に演じるその賢い演出に対して、出席者は一つの違和感も持たないのでしょうか。それとも「毒食わば皿まで」の心境で全体を理解し、寄り添っといた方が今は得策だと考えるのでしょうか。いずれにしてもゲスの極み乙武な話で、事の顛末はどうなるにしろ、伴侶の謝罪文は耳を疑うもので、ズル賢さだけが透けて見えるのでした。虫唾が走ったので話題を変えます。先週終了したNHKの「あさが来た」の視聴率が朝ドラの今世紀最高を記録しました。平均が23.5%という驚異の数字を残せたのは、出演者のチカラもさることながら、現代ではほとんど無くなってしまった「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」がストーリーの底流にあったからです。主人公の波瑠さんの将来は前途洋洋でしょうが、特に印象深い演技をみせてくれた、白岡新次郎役の玉木宏さんには感心しました。彼の起用は脚本家の希望で配役されたと聞きましたが、狙い通りドンピシャの演技に関係者はしてやったりですし、本人もこの後のオファー攻勢に驚くことでしょう。最終回を楽しみにしていたのですが、ラストシーンは、かつてのハリウッド映画が好んだ手法で、珠玉の場面として後世に残るでしょう。明治初期の日本と日本人が一番素敵だったことは、明日頑張れたからです。「あさが来た」ラスト場面。ユーチューブより。
https://www.youtube.com/watch?v=TnYOxmyOdK8
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