株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

ブラックモアからの手紙

昨年末の「スタジオDEカンパイ」での感動は、この私に多くのインスパイアを与えてくれました。大学時代の仲間たちの「眩さ」が、忘れていた自身の「夢の行方」を探しあててくれたようです。その先に何が待っているのかは分かりませんが、「原点回帰」できるまでに心が膨らみかけているのです。あの時代の「素晴らしき時」が今になってフィードバックされるなんて、1年前までは考えもしませんでした。今から1年前といえば、世界的に有名な「ヤイリ･ギター」社長の矢入一男さんが3月5日に死去されたのですが、このことは世界のギタリストたちと一部の関係者以外は知られていません。「ヤイリ･ギター」はポール･マッカートニー、カルロス･サンタナ等が、主にアコースティックギターを弾くときに愛用していました。この4月にようやく「ロック殿堂」入りする「ディープパープル」のギタリストであったリッチー･ブラックモアに至っては、矢入社長にお悔やみの手紙まで送っています。一方、「キッス」のポール･スタンレーは同じく日本の星野楽器（アイバニーズ）に特徴あるモデルを制作してもらっていますし、同様に「タカミネ･ギター」も岐阜県から世界に行き渡っているギターで、「イーグルス」のホテルカリフォルニアで奏でられるイントロは「タカミネ」の12弦ギターです。私たちがまだ学生時代の頃は、ギターと言えば「マーチン」や「フエンダー」が憧れでした。お金の無い高校生や大学生は、「ヤマハ」か「モーリス」（失礼）を弾いたものです。私が最初に手にしたギターは、友人から安価で譲り受けた白いクラシックギターでした。その後、ギターは曲作りに欠かせない楽器となり、100曲以上のオリジナルを生むことになったのですが、その頃に湧き出ていたメロディーが40年の時を経て、今また降り注がれそうな雲行きです。しかし、「ヤイリ」も「タカミネ」も買えるようになった私ですが、残念なことに肝心のギターテクが伴っていません。
「ヤイリ」ギター。ユーチューブより。https://www.youtube.com/watch?v=CQ-4-sLquZU
リッチーブラックモアが自作曲を説明してます。https://www.youtube.com/watch?v=olZBo0qy6Hs