一年366日損得はある?
2月29日は4年に一度の閏年(leap year)ですが、今朝の地球は特別な一日扱いなのか、いつもと雰囲気が違います。いえ、特別というより追加の一日といった方がシックリくるでしょうか。閏年を置くのは、1年(太陽年)の長さが1日の長さで割り切れず、約6時間の端数が出るためです。端数が積もって1日分になる頃に、カレンダーの日付を1日増やして端数を解消します。数字の世界で仕事をしている我々のような業界は前年対比ができないのですが、長い目で考えれば損得勘定しにくい日。「今日わざわざ大きなアクションを起こすのはやめよう」と世界中も自重する、なんていうのは考えすぎでしょうか。しかし、この日に画策実行された出来事は歴史や、人々の記憶から抜けやすいといったことを逆に利用する向きもあるでしょう。いずれにしても4年に一度の帳尻合わせの一日は、大多数の人間にとって、何事もないルーティンな日で終わるのでしょうから、ビジネスライク(タイム・イズ・マネー)に捉えることは不向き。でも得する日給で働いている人、損する日割りの利息で借金している人でケリがつく閏年も、受験生にとっては1日勉強日が増えてナイスかもしれません。曜日が同じだったバレンタインディとホワイトディが1日跳ぶことも忘れずにいましょう。
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