天気予報の発表区域
17日の木曜日に北陸地方を襲った低気圧は雪の結晶にもならない程度で終わりました。こちらとしては肩透かしを食らった感じです。しかしこの結果に想定済みの思いも隠せません。天気図を見ていて、この北陸金沢に降雪の可能性を感じてはいませんでした。私は以前から天気予報の発表時における区域に違和感を持っています。天気予報士の人は何の疑問もなく北陸地方区域に新潟を含めて解説しているようですが、その度に北陸地方という区域の定義に「うむむ」となるのです。新潟県は本州の中でも降雪の多いことで全国に知られていますが、雪の降り方が北陸三県と新潟県では根本的に違うのです。「北陸地方はこの後も雪の降り方に注意して下さい」この解説を不審に思ったことは一度や二度ではありません。その時は、PC上で天気図の気圧配置を確認してみます。何度も天気図を動かすと明らかに「これは新潟を中心にした解説だな」と合点するのです。予報士でもなんでもない私の感覚が正しいとは言いませんが、特に冬季は北陸地方と新潟を詳細に区別して解説した方が現実感の伴うものになるのではないでしょうか。でも担当気象官署が新潟に置かれている以上無理な注文ですね。
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