ペルシャ猫よりアメショーですか?
ここにきてまたぞろ原油安です。昨年に40ドル台になったWTIは直近で43ドル。ドバイでも48ドル台で推移しています。これはどういうことでしょう。特に世界で何かが急変したわけでもないのに、この下がり方は尋常ならざることです。ひょっとして瞬間にでも30ドル台になったら石油業界のみならず世界は大変です。分からなくなると奥の手を使うこの私。我が家にある地球儀を逆さまにして俯瞰で眺めてみるとわかってきました。どうやらこの現象の主人公は、やはりというか中東ですね。それはイランです。イランが原油を輸出できるとの憶測が飛んでいるのです。アメリカが経済解除するのでしょうか。ヨーロッパや中国はどんどんイランとの商談に入っているそうです。このまま商談が進めば約12兆円のお金が手に入るイラン。国内のインフラは、まだ未発達(道路やビル等)なのですから、そうなれば内需の潤いは相当なものですね。国民もアメリカの企業が来ることを心待ちにしているのです。日本もビジネスすればいいのですが、アメリカ政府に遠慮、いえ、邪魔されて手を出しにくいのが現状。小泉内閣の時からそうなのですから現在の政府は推して知るべしですね。イランは日本と違って30代以下の人口が55%もいる若い国。もはや旬の国、イラン。昔ペルシャといわれた商人の国なのですから、さしずめ私は絨毯が欲しいなあ。なんて、主旨が違うか・・・。ともかく世界は、やはり原油なのです。
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