キミの将来はユーチューバー?
今朝もまたまた、「うむむ」です。サッカーの「なでしこジャパン」の勝利と共に1回戦で負傷した選手の様子を、元日本代表のなでしこが自らのブログでアップしたものをTV番組がご丁寧に紹介しているではないですか。こんな個人のブログを丸ごと抜き出した手抜き映像を平気でONAIRしていることに、もはや言葉もありません。今、ソフト分野で最もクリエィティヴなのはTV番組でもCMでも新聞広告でもありません。「ユーチューブ」という、皆さんもネット動画としてご存知のインターネット内のカテゴリーなのです。中でも「ユーチューバー」(
YouTuber)なる職業?が子供の学校でも話題に。おちゃらけ上手な子などがシャレで「将来はユーチューバーになって稼ぐんだ」と笑いを誘っているのだそう。確かにユーチューブは内容によっては一稼ぎ(広告収入)できる媒体に成長しました。個人がアイディアによって爆発的に試聴されるツールを持ててしまった以上、リミッター制限のない(法整備が追い付かないという意味)利害なき発想は、当然どんどん顕在化していきますし、プロであるマスメディアの無能さが悪い意味で対比されていくのは仕方のないことです。ユーチューブというツールによって世界中に拡散される映像の無限大のおもしろさは、メディア組織の偏向的なつまらなさをさらに際立たせていくのです。
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