うごめく株主の名は
今朝の新聞にヤマダ電機がソフトバンクの資本提携に合意した、という記事を読みました。ソフトバンクがヤマダ株5%を引き受け、スマートハウス事業などで協力する計画だそうです。提携話は2カ月ほどで合意したということですが、拙速感は否めません。何か他の理由でもあるのでしょうか。この私が不審に思ったのは、投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントとの関係についてでした。今から10年以上前に村上ファンドなるものが存在していました。かつてテレビ会見で「儲けて何がいけないのですか?」といった村上世彰氏の周辺が会社を設立したファンドで、昨年10月に7%強を握りヤマダの大株主になったことが明らかになったのです。その後も買い増し、現在は筆頭株主とみられる、このファンド会社に良い印象を持ちません。彼はテレビから「その儲け方に問題があるのだ」と糾弾されて闇に消えた人です。まんじりともしない日々がヤマダ電機を取り巻いているようです。
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