憧れを食いものにする音楽ビジネス
<Twitterなどで最近よく見る「ミュージックプラネット」のオーディションは曲を作り、ボイストレーニング、レコーディング、カラオケ、ライブができるプロジェクトに勧誘され、そのためには77万円かかると言われたんですが・・・。>ヤフー知恵袋にこんな質問を載せた質問者は今ごろどうしているのだろうか。結局77万の大金をはたいて夢を追ったのかは不明だが、この手合いの音楽ビジネスは昔からあった。以下Twitter上の投稿を抜粋してみる。『【ボーカル・オーディション2019】 募集年齢20歳〜49歳 ・書類審査で落とされる。・デモ音源送っても反応なし。・応募してそれで終わり。 そんなオーディションやめませんか? 書類選考なし。 応募者全員を有名楽曲のプロデューサーが直接審査。 プロに歌を聴いてもらって夢への一歩を踏み出そう!』うーむ、内容は実に魅力にあふれているが信用はしにくい。今どきこんなオイシイ話に乗っかる輩はいないと思うが、歌で有名になりたい人にとってはうっとりするキャプションだろうか。かくいう私も若気の至りで過去に一度、この手のビジネスにハマって自作曲をオーディション事務局に郵送したことがあった。カセットテープに入れた一楽曲と5千円札一枚、勿論お察し通り返事を含めて一切が“なしのつぶて”であったが、情けなく思ったのはお金よりも大切な楽曲を手放したことで当時は随分と後悔した。冒頭のオイシすぎる話が本当なら業界の仕組みを知らない素人相手の詐欺的商法(募集も未成年を除いているのがミソ。)になると思われる。しかし77万円は余りに高額で、これに応募者が仮に100人いたとすると7千7百万円、1,000人なら7億7千万円になる。審査ものはスポーツに限らず、どの分野も不透明でカラクリあるビジネスだ。告知
https://www.youtube.com/watch?v=XDnkQBdR5hQ
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