スーツ姿が時代遅れになる日
“ITmedia ビジネスオンライン”をたまに読む時があるが今回の特集はナイスだ。タイトルの『スーツ姿のビジネスマンが「時代遅れ」になる日』からして垂涎である。昨年のクールビズ以来、ネクタイと革靴に別れを告げた私はビジネスの世界がスーツ以外でも仕事が出来るようにならないものかと密かに願っていたが、米国ウォール街にある金融大手ゴールドマン・サックスが、社内のドレスコードを緩めるとの記事に心が動かないはずがない。以下抜粋<職員の8割近くが1981年以降に生まれたミレニアル世代や90年代半ば以降生まれのZ世代。ゴールドマン・サックスでは優秀な人材を獲得するためにドレスコードはプラスにならないと判断した。何故なら、その世代が注視している現代の「成功者」には軒並みスーツのイメージがないからである。Google共同創設者のセルゲイ・ブリン、Face book創業者のマーク・ザッカーバーグ、TeslaのCEOであるイーロン・マスクなど、時にスーツ姿も見かけるが、Tシャツなどカジュアルな服装のイメージが強い。>要するに、これからの時代は厳格にスーツ着用を求める企業は古くさくなっていく可能性が高いのだと結論付けた。日本のマスコミでもいまだに高級スーツに身を固めたダサいオッサンを見かけるが総じて腕時計はロレックスである。TVに出て「オレは成功者している」然とした成り上がり的な立ち居振る舞いは見ていてちょっと哀れに思っていただけにすこぶるタイムリーな指摘だが、記事はこう締め括られる。<1990年代にIT企業が流れを作った服装のカジュアル化は21世紀の今、ウォール街や大手流通チェーンにも波及してきた。ビジネスにスーツはご法度になる時代がすぐそこまで来ている。>諸手を挙げて大賛成だ。先進国から数十年遅れているような感覚に陥るこの話を私的に締め括れば「名刺の肩書きで仕事する」ことが同義語になるだろうか。日本の財務大臣もハット被って外国出張するのは止めたらいい。はるやまフレッシャーズ新CM。
https://www.youtube.com/watch?v=IkUeuAoVIcc
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