学生時代にもっと勉強しておけばよかった
今50代が転落の人生に瀕しているのだという。50代という言えば戦後の高度成長期に思春期を迎え、昭和の受験戦争を駆け抜けてバブルを経験した年功序列、終身雇用の最後世代。高学歴⇒大企業を座右の銘にしていた人が多い中で、実際は大多数が落ちこぼれて中小零細企業に身を置いた新人類世代である。1990年代の“バブル狂気“の日々に慣れてしまって研鑚しなかったことが災いしたのか、2000年代にやってきたIT時代を受け入れられた人は少なかった。実際私もこの世代になるが、新しいことにトライする気持ちが失せている同輩にポジティブシンキングを促しても無駄だった。思うように身につかないデジタルの世界に匙を投げた彼等は次第に取り残され、逆に昭和世代のアナログ世界の象徴である”しがらみ“という蟻地獄に自らの身を差し出す。来年に東京五輪を控えた我々の世代は五輪後に定年退職、ないしは定年後の再雇用を目指すが、果たしてどれだけの人々が社会の崖っぷちを渡り続けていけるだろうか。一番大事なことは「最後は自分自身の問題」なのだということを忘れないで生きていきたい。週刊SPA!が「負け組50代の衝撃」を特集している。<転落の直接の原因はどれに該当?>・上司や部下との人間関係98人・無謀な転職や独立起業66人・業務上の過失や失敗48人。<その背景にあった要因はどれに該当?>・無責任な上司や上層部への不満がたまり、職場に嫌気が差してしまった80人・仕事に行き詰まり、何か新しいことにチャレンジしたくなった38人・中間管理職の激務とプレッシャーにつぶされた、もしくは逃避したかった32人・自分は過少評価されていると感じ、外に出て勝負したくなった32人・出世コースから外れ、自分の先が見えて自暴自棄になってしまった24人・無能な上司や上層部の言いなりになってしまった24人・家庭がうまくいかず、仕事にも身が入らなくなった18人。以上。スキルが無い(勘違いも含めて)のに無謀な挑戦は家族の悲劇だ。負ける人間の特徴 林修。
https://www.youtube.com/watch?v=7r5skJQOzRA
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