Suica 最強の人身御供
非接触型ICカード「Suica」は 俗名＜スイスイ行けるICカード。＞としたJR東日本が発行するカードである。プリペイド方式の乗車券の機能をはじめ、定期券、駅売店等での支払いに使えるスーパー電子マネーだが、〇〇ペイに代表されるようなQRコード決済のアプリ争奪戦を涼やかな顔で見ているのが「Suica」である。首都圏と地方での利用（セブン銀行でチャージできる）が可能だが、クレジットカード決済はおろかQRコード決済を前面に出しても「Suica」のスピーディな決済には叶わない。利用範囲が限定されることが唯一の難点以外に欠点はないものかと探ってみると、JRの殿様的な悪意さを感じる縛りが隠れていた。先ず「モバイルSuica」 は1030円の年会費徴収、また「Suica」にはカードの付与ポイント機能がなく、500円のデポジット（預り金）が徴収されるという規約は国鉄時代を彷彿とさせる上目線だ。しかしJR東日本は今年になって「モバイルSuica」の年会費を全カテゴリーで無料にすると発表。主にアンドロイド端末に課されていたことが不自然だったが、サービス自身は2020年12月末を持って終了する。（元々、iPhoneで「Apple PayのSuica」を利用する場合や、おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンで「Google Pay」アプリからSuicaを利用する場合には年会費は発生していなかった。）この際500円のデポジットも理屈をこねないで無料にすべきじゃないか。銀行よりも悪知恵の働く完全な人身御供ものである。Suica CM
https://www.youtube.com/watch?v=qJ_ppLeKAKk Apple Pay、 iPhone 7でのSuica（自動改札機）
https://www.youtube.com/watch?v=VKCiWDMLAaw
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