レオパレス21 年度末の悪夢
アパート建設大手のレオパレス21が建てた延べ1,324棟のアパートに建築基準法違反の疑いが出て、住民14,000人以上が引っ越さなくてはならなくなった事件は、進学や就職を控えたフレッシャーズたちの引っ越し状況を一変させるのではないか。このレオパレス21事件は2006年前後に日刊ゲンダイがWeb版で追及していたと記憶している。当時の印象では「会社の存続にまで影響する」話に発展するのだと思われたが、取材は何故か中途半端で終わった。ちょうどこのころは姉歯建築偽装事件(建築設計事務所の姉歯元一級建築士が、マンション、ホテル等の建築物に対する安全性(耐震など)の計算を記した構造計算書を偽造していたことを公表した一連の事件である。)が社会問題化して関係者が国会にまで招致されるほど社会に注目された時期である。そういえばヒューザーの小嶋社長はどうしているのだろう。マスコミTVにも堂々と出演していたが、程なくして会社は倒産した。疑惑が発覚した当初、国交省の委員会で質問した当時の民主党衆院議員の馬淵澄夫氏が発した「指示じゃないですか。」は彼の代名詞になったほど世間を騒がせたが、あれから10年以上の歳月が流れたことになる。話は逸れたが、テレ東のTV番組「ガイアの夜明け」がレオパレス疑惑を番組で告発した。今後レオパレス21の違法建築は不動産業界や建物周辺の地域住民をも巻き込んだ大きなうねりになることは間違いない。「レオパレス21」CM。「登場篇・先輩篇・内見篇」
https://www.youtube.com/watch?v=0U4yEGVX0P8
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