株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

学生服の背中にチョークで×を書く教師

学校の教職員からイジメを受けていた山口県の高校生の記事を読んで思い出すことがある。小学生時代に習った女性の担任教師は授業中に落ち着かない私の傍に来るとおもむろに手の甲をつねった。また宿題を忘れたときは学生服の背中にチョークで×又は△を大きく書かれ、休み時間に教室の外を歩けなくなった。家に帰ると女教師から受けた罰（ヒステリー）は親を怒らすことになるのだが、その酷さに「おまえが落ち着きがないから書かれるんだ。」母親は文句を言いながらも背中に書かれた×や△を雑巾で拭いてくれるのだが、その鞭打ちにも似た罰は一度や二度ではなかったように思う。もう記憶にはないが、きっと職員室でも教師同士の話題だっただろうし、他の生徒からは嘲笑の的になっていたはずだ。その天敵イジメ教師の女性とはその後にもう一度、高学年になった私の担任教師になったのだからよっぽど縁（腐れ縁）があったのだろうが、かつての学校がらみのイジメは教師が先頭だっていた場合が多々あったのである。高校時代も教師からのイジメはロックオンされたかのように私を晒した。「いつまでそんな三文音楽をやっているのか。碌なもんじゃない。」高１からロックバンドを結成して音楽活動していた私のプライドは教室にいるクラスメイトの前でズタズタにされた。生徒だった私が一言も言い返せないことを知っての狼藉は教師と生徒という主従関係を大いに利用した100％のパワハラ行為である。社会人になった後も私の存在が疎ましいとする輩が妬み嫉み言葉で節目節目に攻撃してきたが「こんな奴らと付き合ってはいられない。会社を起業しよう。」と一念発起した1988年、生まれて初めて立場を変えることが出来た。その後は時代がバブルに入ったこともあって、仕事は順風満帆、この私は業界から信頼される存在にまで登りつめた。立場が変われば考えることや話す言葉、態度、所作さえも違っていった私だが、唯一それがニュートラルだった時期があった。大学時代の4年間である。「昔と正反対。クラスが荒れすぎ！生徒が教師に帰れコール」https://www.youtube.com/watch?v=h0xaNEKP1OE