5Gとはズレない社会のこと
今年に入って俄かに「5G」というワードを聞くが、誰か詳しく説明してくれー・・・。というわけで次世代の「5G」について調べてみたが、要約すると大きく3つに分類できる。① 「大容量通信」:膨大なデータを高速に通信するというが、世界の時間概念が崩れると思った方が良い。現在使用されているのは「4G」だが「5G」の通信速度は「4G」の最大1000倍速くなるのだという。具体的には2時間の映画が3秒~10秒でダウンロードできるそうだが、通話の音質や動画の美しさも大きく変わる。さらに高速通信の恩恵はVR映像の課題であった人間の脳とのズレ(タイムラグ)も大きく改善させるという。VRを経験した人なら分かると思うが、車酔いしたような感覚は完全になくなるそうだ。ユーザーに精神負担のないVR体験は車の自動運転にも繋がっていく。② 「低遅延」:低遅延な高速通信が可能になるというが、この低遅延というワードは聞いいたことがなくて分からない。解説書では<端末からアンテナまでの無線区間の通信は、現在の「4G」では10㍉秒かかるところが、1㍉秒で通信することができる>とあるが、一番有効とされるのは車の自動運転だという。自動運転とは主としてクラウド上のAIによって自動的に車を動かすことをいうが「4G」では無線区間が10㍉秒かかり、クラウド機能は誤差として認識する。時速100kmで走行する車だと、10㍉秒の間に数十㌢も進んでしまうことになり、進んだ後でAIが判断していると車はズレたまんま走行して最悪はクラッシュだ。しかし「5G」が標準化されるとAIとのやりとり時間に誤差がなくなり、安全な自動運転社会が実現されるのだそうだ。そして最後の③ 「多接続」:大量のデバイスが一度に接続可能。これは私にも何となく理解できるが、会社から家までが全てリンクするIoT社会の実現は自分以外が全てインターネットに繋がることをいう。わずらわしいことから解放されることはストレス・フリーを意味するが、それは人間社会の規範を崩壊させることでもある。怖いことだが、この流れは何人なりとも止めることが出来ない。私的には「5G」によって音楽活動(特にライブ)をより多面的に展開させられることが嬉しい。現在、総務省が2020年の「5G」実現に向けたアドバルーンを上げているが、NTTドコモやソフトバンク、KDDIを中心にした商用化の取り組みは2019年に前倒しされる。 NTT「5G」 かっこいいダンスCM。
https://www.youtube.com/watch?v=clP4BztPTlU
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