オスプレイ ついに東京都内を飛ぶ
9日、8月に他界した沖縄県翁長前知事の葬儀が荒れた。政府から安倍首相に代わって参列した菅官房長官に「帰れ」コールの罵声だ。菅氏は首相の弔文を代読したが、参列者からの罵声は会葬場全体から鳴り響いた。「基地を押し付けるな」「うそつき」の連呼を鬼籍に入って間もない翁長氏はどう受け止めただろうか。冠婚葬祭における非礼は許されるものではないことを沖縄県民に伝えたいのだが、菅氏を罵倒することが翁長氏の魂を辱める結果になることを知らぬわけはない。大学の先輩でもある菅氏(ともに法政大学出身)の淡々とした弔文は、亡き翁長氏へのレクイエムと見たが、絡まった糸は永遠に解けない。10月1日、東京横田基地にオスプレイが配備されたが、沖縄県以外では初めての正式配備に周辺の住民は不安な思いを口にする。オスプレイは、すでに沖縄県の普天間基地に24機が配備されているが、1日からは5機が東京の横田基地に正式配備となった。横田基地は、東京都福生市や昭島市など6つの自治体にまたがっているが、アメリカ側によれば、青梅市や八王子市などを含む範囲が飛行区域に入るという。その中には、50以上の小中高校、40以上の幼稚園・保育園がある。果たして沖縄のような事件事故が起きた時、日本の本土の空も実のところ米国に占有されている事に愕然とするのだろう。いよいよ沖縄の苦悶と怨嗟の声が東京都民に乗り移る日がくるのだが、国民は憲法改正の”トリガー”が実は北朝鮮でも中国でもなく、同盟国の米国なのだということをカミングアウトしなければヤバい。翁長前知事の沖縄県民葬、約3千人の参列が官房長官に怒声。
https://www.youtube.com/watch?v=MZowli4_z2I
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