SNS世代が書く歌詞
孤軍奮闘していた楽曲がバタバタと2曲書けた。先週末の台風の最中に仕上がったのだが、大学時代のサークル仲間のSNS投稿が詞のヒントになった。歌を創ってるなんて言うと周囲に変な目で見られるのだが、作曲は楽器が出来る人ならどなたにでも書けると思うし、歌詞も文章が上手な人なら他人に聴かせる楽曲は完成する。そうはいっても「どこから手をつけていいのか分からないゾ」という方のために、動画サイトのユーチューブでは個人による作曲教室が幾つかアップされているので参考になるのではないか。私も彼らの主宰する動画を見たが、その丁寧さは音楽理論も含めた念の入れようで感覚最重視の私のような者にでも非常に分かり易い。一方、作詞を教える動画はどうかと言うと、広く浅い言葉説明の羅列ばかりで肝心のエレメンツ（要素）を深堀り出来ていないのは日本語の難しさ所以か。私が勝手に定義する歌詞のエレメンツとは、好奇心＋独創性＋情緒力＋大衆性に世界観（浪漫）をプラスした〈リリック5原則〉だが、人の数だけ感性が存在する現代社会の多様性を考えればエレメンツより統計学が一番大事なのかもしれない。そんな訳でこの私、台風の行く先を気にしながらも、詞を書けずに悶々としていたところに件のSNSがワードのヒントをくれたのである。1970年代から80年代に書き溜めた歌詞ノートは今も3冊ほどあるが、そのどれもがセクハラ語やストーカー語で使えない。当時の私は自由で生きやすい時代を満喫していたつもりでいたが、実は制限区域内を行ったり来たりしていただけの”牧場の牛”だったのである。SNS世代が書いた歌の歌詞が30年後に読み返された時、彼等の心境がどんな風に変わるのかを知ってみたい。作詞方法を紹介している中々良いサイトはコチラ。
https://pikachauryo.com/2673.html
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