大人向け防犯ブザーをチョーカーにしてみたら
NHKの「おはよう日本」毎朝放送されるニュース番組の中では、他局に比較してシンプルなストレート性が魅力です。本日も朝の6時台は「おはBiz」を中心にしたニュースでしたが、私が気になったのは「大人の女性向けの防犯ブザー」の特集です。冒頭で防犯ブザーの長所短所が紹介され、取材先で展開される会議では「どうしたらブザーを持ってもらえるのか」でしたが、女性ばかりで構成された企画会議で話し合われる内容は肝心の男性の心理が欠落していました。「形がキーホルダータイプは<たまごっち>みたいで恥ずかしくて持ちたくない」とか「けたたましく鳴る音が恥ずかしい」など安全面よりも見た目重視の感覚に唖然とするのですが、まず『防犯ブザー』の固定観念を失くして考えないと短所ばかりに話題が向けらて前に進みません。『防犯ブザー』とは「性犯罪者から子どもや女性を守るために考えられた防犯用品で、危険を察知した時に大音量の鳴動などにより、周囲の人々に向けて通知する商品」と定義されています。でも、この木で鼻を括ったようなお役所的な説明では、女性たちの希望を叶えるなんて何年経っても無理です。私が考える『防犯ブザー』の商品コンセプトは、女性が身につけるアクセサリーのチョーカーとワンダーウーマン。首に巻くチョーカーであればバッグに入れる必要がありませんし、デザインも<たまごっち>のように画一化しません。ブザーの鳴らし方は簡単で、チョーカーの真ん中にあるブローチに手を充てれば緊急警音が鳴る仕組み。まるで変身するかのような仕草は変質者を威嚇するには十分ですし、近寄られてもぶら下げるネックレスなら引きちぎられますが、チョーカーを常時首につけていられるようにデザインを工夫すれば、オシャレに敏感なティーンエイジャーにも支持を得られるでしょう。既存の『防犯ブザー』を<たまごっち>にした犯人?を知りませんが、今のままでは子供の遊び道具で終わります。ところで、7時台の「けさクロ」に登場した盛岡放送局の渡邉真佑子(契約)アナウンサーだけど、東京に異動させた方がいいんじゃない?
https://www.youtube.com/watch?v=4hWdPFYC8eg
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