GDPR法 フェイスブック以上のヤバさ
今朝の「NHKおはよう日本」おはBizのテーマは、25日からEUで運用される個人データ保護の新ルールの話です。朝の6時台にもかかわらず、TV解説者の説明は丁寧ですが、内容は遥かに難解で私の頭に入ってきません。iPadをなぞりながらルーティンワークを始めていた私の指は動きが鈍くなります。「朝っぱらから難しい話じゃないか」耳だけTVに預けていた私は仕方なくiPadからTVに目を移すと、NHKの仰々しいイラストチャートが画面いっぱいに危機感を煽っているではないですか。「対象となるのは、EUにアイスランド、ノルウェーなどを加えた31か国。これらの国で企業が個人のデータを集めたり、EUの外にデータを移転したりする際のルールを定めたものです。」解説者はマルチを見ながら続けます。「個人データとは、氏名、住所、メールアドレス、クレジットカードの番号などで、厳しいデータ管理保護を要求されるため、EUに支店や工場を持つ日本企業にとっては大きな課題を与えられることに・・・」朝に聞く話ではないものの「EUの鎖国だ」と直接関係ない私が無責任に叫ぶのは、鎖国ばりの苛めみたいなルールに「ヨーロッパは不利になるとルールを変える」ことにスポーツだけではない西側のズルさに飽き飽きしてるからです。でも、実を言うとこの話の肝はデータ保護もさることながら、罰則の制裁金が莫大なことにあります。最大でグループ全体の売り上げの4%か、2000万ユーロ(26億円)か、どちらか高いほうを課せられることに、悩ましい思いをするのは日本だけではないでしょう。EUにある日本企業が何百社あるのか分からないけれど、さぞかしコンプライアンス以上の厳しい管理が求められることでしょう。難儀な世界ですが、因みに保護規則は「General Data Protection Regulation」といい、その頭文字をとって「GDPR」と呼ばれます。「GDPR」とは?
https://www.youtube.com/watch?v=Wjl4dJRD3fk&t=9s
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